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TORGリプレイ

『天より来りしもの』

 

第四幕

 
シーン1 Second Impact(承前)

 
GM:突然巨木が現れて、みんな右往左往してます。市街に入ろうとする軍と、逃げ出そうとする人が押し合いへしあい、パニックになっている中で、ショーウインドーから黒オパールをガメてくるのは、簡単にできます。

マギー:火事場泥棒ですね。ホントに。

リリアン:ついでに他のも2、3個ガメてきちゃうか。

ディ:ダメだよ!(笑)

ユウイチ:あとはデカブツがどこに出てきてくれるかだよね。樹の周りか、もっと別の場所か。宝石5つで引き寄せられるか判らんけど。

マギー:メキシコシティのど真中には、とっても大きな広場があるよ。

ユウイチ:だったらもう、広場に出すこと前提で動くか。

リリアン:うん。それしかないでしょ。

GM:因みに巨木は、レシフェ市内を壊滅させたよりも、数十倍の速度で成長しています。既に全高80mはあります。

マキシム:メキシコシティの地下に、何かあるのか?

リリアン:ただ単に、マザー種が成長したからじゃない?

GM:その通りです。

マギー:おお、大きくおなりで。ちくしょー!

GM:道端では、兵士が落ち着くためにタバコを吸おうとして、ライターの小さな炎が、ぶわーっとなって驚いたりとかしてます(*24)。

マギー:「火を使ってはダメじゃー!」

リリアン:宝石取ったら、ユウイチのところに直行。

ディ:広場の真ん中に、宝石を置いたらダメなのか?

ユウイチ:そうすると、ソルジャー種が大量に来るぜ? その方がきついよ、逆に。

ディ:あ、そうか。

GM:“知人”カード使うという手もありますよ。ソルジャー種を引き付けておくために、テレビ塔からめいっぱい電波を出す。さっきのライアン先生なら登場できますが。

マギー:それが一番いいと思うな。

ユウイチ:じゃあ、“知人”をもう1枚使って、先生に頼みましょう。

GM:すると、坑道や地下鉄から出てきたソルジャー種が、テレビ塔の方にわしゃわしゃ移動していくのが判ります。

リリアン:でも、マザー種はまだ出てきてない?

GM:まだ出てこないですね。

ユウイチ:仕方がない。我々が広場の上を飛んで、だめ押ししよう。そっち3人は地上から行く? それとも我々と一緒に空から行って、落とされる?

マキシム:地上からの方がいいでしょ。広場の周りで待機してて、おびき寄せてもらって、そこで粉塵爆発させて・・・。

ディ:爆発の中で、オレたち大丈夫かな?

リリアン:っていうか、最初は火を点けない。要するに、シールドが張られている時に、物が当たって消えるのならば、粉が撒かれただけで消える筈。

マギー:あと、地下坑道のマンホールとかもあるだろうから、そこに隠れられる筈です。

GM:ではそういうことで。飛行機に乗るのはユウイチとリリアンの2人。下にいるのは他の3人。なおかつ、黒オパールもどきを持ってるのは、全員?

ユウイチ:いや違う。我々だけ。

GM:はいオッケー。戦闘に入る前に、【ブレス】その他を使ってくれて結構です。その上で、カードの補充をしましょう。

リリアン:やるか。ハンマーがあって、俺たちがいれば、あれをやるしかない! 上空から一撃。ゴルディオンハンマー(*25)!(笑)

マキシム:それで決まったらすごいな。

ユウイチ:とりあえず、おれは操縦に専念するから。一度目を付けられたら終わりだしね。最後まで逃げ切るしかないか。

リリアン:大丈夫。避けろ。当たらなければどうということはない。

ユウイチ:解った。避ける。最悪、2人揃ってお星様かな。

ディ:「マキシミリアン。決して、無茶はするな。お前の力が、頼りだ」《筋力》に【ブレス】。(コロコロ)うわ、1だ。ここがスタースフィアでよかった。

マギー:リンク切れる直前でしたね。

ディ:ポシビリティを使って振り足して・・・(しばらく判定)マキシムが《筋力》+3、マギーが《耐久力》+3、オレが《耐久力》+4です。

GM:あと2人はいいの?

リリアン:《敏捷力》上げて。

ディ:了解。(コロコロ)また1だ。ははははは。ポシビリティ使います。

リリアン:ははははは。どう考えてもこの後20が連荘するフラグですね?(笑)

ディ:(コロコロ)足りないから、“ドラマ”も使って、《敏捷度》+3。

ユウイチ:おれは《知覚》かな。操縦系なんで。

ディ:(コロコロ)《知覚》が4上がりました。

GM:ではあなた方が、二手に分かれて移動を始めると同時に、こう、花が咲いていくのが判ります。

マギー:がーん!

ディ:マスター。行く前に、“敵方失敗”を渡します。「リリアン、ユウイチ。2人は、神に守られている。オレたちは、不可能を可能にする者、ストームナイト」

ユウイチ:・・・それは言わない方が。なんか、撃墜フラグ(*26)になってるぞ(一同爆笑)。

リリアン:じゃあ、そんなん言ってるユウイチをぺしぺし叩きながら、「だってさ。まぁ、いつものペースでやってくるから、あとはお願いね。あたしも空中から叩くけど」って、意味深な言葉を残しておいて、「ほら、さっさと行くわよ!」

ユウイチ:「へーい」

ディ:「そうか」って答えて、少し後で、「・・・空中から?」ってつぶやく(笑)。

GM:では、空中班が近づいていくと、地中から、地響きを上げて、体高が15m、体長25mぐらいになってる、マザー種が出てきます。前に会った時より、倍ぐらい巨大化してますね。

ユウイチ:うわー。とりあえず急上昇掛けて、真上に行くよー。

GM:ということで、戦闘開始です。

 
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