第四幕

シーン３　幻の楽園
（ラウンド進行＝戦闘シーン  1/2/3）

１ラウンド目

ＧＭ：ドラマチック、ヒーロー先攻、疲労、さすがにちょっと疲れたね。ということでみんな、２ショック。で悪役後攻、推奨行動は〈間合い〉〈威圧〉になります。あと、第一話EDENん時もやったんですけど、１２枚めくられた時点でアウトです。行動どうぞ。門を壊す人、ってのを決めて、壊す人以外はみんな天使にアタックなり、推奨行動なりかませばいいんで。

セバス：じゃあねー、〈威圧〉してみようかなー（笑）。

ＧＭ：おっけい！　キミを一応今、４つの顔が見つめているよ。

セバス：（コロコロ）３？

ＧＭ：笑われたような気がする（笑）。ということで次。

マキシム：よし。〈威嚇〉で、剣を構えて「かかってきやがれ！」（コロコロ）１８。

和歌：お、いいねー。

マキシム：〈威嚇〉１７。

ＧＭ：えー、ポシ使いますか。

マキシム：使いません。

ＧＭ：正しいね。では、そんな貴方に教えてあげよう。ポシビリティの流れが、奴の中にぎゅんぎゅん入ってる。

和歌：うわ。やばいやばいやばい。

ディアン：いくら削っても尽きないってことだな。

ＧＭ：でも食らってる。お次。

和歌：じゃあ、正面で、斬りかかりましょう。一番無傷なのが私だと思うからさ。

マッコイ：全力防御じゃなくて攻撃を選択してきたか。

ＧＭ：えー、足元の炎の車輪が、突っ込んでくる感じ。

和歌：よっしゃー、じゃ、いっくよー。とぉっ！（コロコロ）えーと、＋１だね。２１。ダメージは２０。

ＧＭ：では、転がってきた車輪を一刀両断して、足元まで伸びていた、下の方の羽根を叩き斬って。

マキシム：すげぇなぁ。

ＧＭ：羽根が舞い散ります。そちら。

マッコイ：・・・何か無視できない傷を与えたような気がすんだけど。

ディアン：攪乱目的で足元をくぐり抜けます。（コロコロ）とりあえず１４と言って〈間合い〉。

ＧＭ：えー、ディはそうすると、今和歌ちゃんが叩き斬った車輪のトコを突っ走って行きます。で、通りながらちらっと見るんだけど、あの羽根んトコが治っていく（笑）。

一同：化け物ー。

ディアン：そんなモンでしょ。

和歌：頼む頼む頼むよー、私んトコ狙ってこないでよー。

ＧＭ：〈間合い〉自体は成功しています。１枚どうぞ。最後、マッコイ。

マッコイ：〈間合い〉で、奴をやり過ごして、神殿を視界に収める。（コロコロ）えーと、２６。

ＧＭ：すげぇー、速ぇー。

マキシム：伝説のレルムランナーだな。

ＧＭ：上から全景を掴みました。絵に描いたような光景ですね。想起される言葉としては「バビロンの空中庭園」。奥の方ではメールシュトロームブリッジが、何処とも知れない虚空に伸びています。

マッコイ：「ターゲッティング。あれだ」

ＧＭ：そんで敵側は・・・丁度４固まりだな。よぉし、行きまーす。全体に向けて、それぞれ、目や口から炎と稲妻が。

マキシム、マッコイ：怪獣だぁー（笑）。

ＧＭ：全体攻撃ー。聖書に書いてあるもーん。（コロコロ）全員に対して、２４で。

ディアン：それは無理だ。当たるよ。

マッコイ：行動してるからどうしょうもないんだよね。

ＧＭ：全員当たりですね。えー、ダメージは・・・２０点。

マッコイ：は？（拍子抜け）

ディアン：あ、そんなモンでいいんだ、よかった！

ＧＭ：全体に向けて撃ってるから。あとアーマー値も有効なんで。

マキシム、マッコイ、セバス：ポシで消します。

和歌：１ショック食らいます。

ディアン：転倒２ショック。

２ラウンド目

ＧＭ：（カードをめくって）うわ、やべっ。ヒーロー先攻、悪役後攻、逆転負け・・・。

一同：やった！

ＧＭ：何か敵に対して不利なイベントが起こります。とりあえずヒーロー側先にどうぞ。推奨行動は〈トリック〉〈威嚇〉。

和歌：じゃＧＭ、見せ場宣言する。「撃てぇー！」と叫んで、“リーダーシップ”使用。“アクション”と“だめ押し”を渡します。

ＧＭ：ではそこ二人、門に対してアタックどうぞ。

セバス：じゃ、いきますぜー。（コロコロ）まわりましたー。２０の、（コロコロ）５。ポシと、さらに“ヒーロー”使わせてください。（コロコロ）“アクション”と“だめ押し”もつけるから、命中２６、ダメージ３５ですー。

マッコイ：ならそっちを“援助”だ。

和歌：おっけい。じゃあそっちに。

ディアン：３５プラス、“援助”があったから３８ダメージか。

マッコイ：こっちは命中が２０、ダメージ３４。

ＧＭ：じゃあまずマッコイのガトリングが全部撃ち尽くされて、カラカラカラ、って音がして、ボロボロになったところにセバスがガン、ガン、とアタック掛けて、弾が尽きてしーんとなったところで、ひびが入って、門が崩れ落ちます！

一同：（歓声）

セバス：ホントに割っちったよ、ははは（笑）。

ＧＭ：ケルビムの４つの顔が悲鳴を上げます。で、石膏でできたように白く変わっていって・・・。

和歌：よっしゃぁ。じゃ攻撃いきますわ。

セバス：さ、割ってしまへ。

和歌：うん。（コロコロ）２３。

ＧＭ：うお！　そうすると、石膏像に刀がすっと入っていって、くっと力を入れると全体にヒビが入って、柄まで押し込んだ瞬間、ばらばらになります。

和歌：じゃ、こんな感じで（勝利のポーズ）。

ＧＭ：雪のように塵になって、落ちていきます。

マッコイ：急げー急げー。

ディアン：はい。ひょいっと起き上がって、走ります。

マッコイ：こっちはメールシュトロームブリッジの方へ飛びます。

ＧＭ：ということで、悪役側・・・は逆転負けなんだよな。

和歌：いやっほぅ。

ＧＭ：展開早ぇな、くそぉ！　えー、そうすっとですね、上から一回大きな力の迸りがドン！　とあって、その衝撃がみんなに波動として伝わったところで、脳裏に映像が浮かびます。起き上がったジェシカが、胸のペンダントを握り締めながら、ローゼンクロイツに向かって、「私は、あなたには負けません！」と。
 

神殿の祭壇の間に、そしてストームナイトの胸に、
凛としたジェシカの声が響く。
「私は、みんなが助けに来てくれるのを信じています。
　そして私が、みんなを助けられることを！
　この世界は、ニセ物です！」
 

ＧＭ：するとですね、目の前の鬱蒼とした木々が、道を開くように割れていって、走ってる人はもう、無人の野を行くが如く。

一同：おぉー。

ＧＭ：幾つか悪意ある影が見えたんですけど、みるみる木とか土塊に変わっていきます。マッコイは神殿のすぐ傍に降りることができます。

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