TORG・ABCリプレイ
第四幕GM:では皆さんは、4時間ほど掛かって、メインコントロールルームの前まで来ました。途中の奴はできるだけ無力化して来たという前提の元に。 リリアン:あ、途中でソニアに、「悪いんだけども、ちょっとヤバいことになりそうだから、できるだけ、知ってる人に逃げるよう言ってくれない?」ってメール打っておく。寝てるだろうけどなー。 GM:起きてます。即レスです(笑)。 リリアン:「お肌に悪いわよ」 GM:『あんたが心配掛けるからよ』って返ってくるんですけど。『それなら、コントロールルームから、全館に呼びかけなさい』 蓮翔:ああ、緊急避難しろって? GM:そう。そうすれば何とかできるかもしれない。ということで、コントロールルームの前です。時刻は朝の5時ぐらい。まだ、夜明けは遠いですが、荒涼としたニューヨークを背景に、嵐の近づく気配がします。そして皆さんの接近を察知して、ザルマンが立ちふさがります。 ディアン:・・・・・。 GM/ザルマン:「死にたい奴は前に出ろ」 マキシム:ほぉー。 GM/ザルマン:「さあ、ここからは殺し合いだ。楽しくやろう」 蓮翔:はいはい。そしたら、遠くから先に〈威嚇〉の方がいいのかな? GM:それは、自分の番までに考えといてくださいね。あと、今は、ザルマンしか姿を見せませんが、他のメンバーもどこかにいる筈です。ではラストバトル! GM:ドラマチック。ヒーロー先攻、悪役高揚、振り足しします。推奨行動は〈防御〉/〈挑発〉。ヒーロー側から先にどうぞ。現れている敵は、ザルマンひとりです。彼は、ビルドアップして、最初にティラノザウルスと殴り合っていた時の状態になります。さー戦闘準備オッケー。 蓮翔:あ、ジョゼフがガス使いだってのは教えといたってことでよいの? GM:いいですよ。4時間もあったしね。 蓮翔:えー、ジョゼフにはあんまり近づくな、と。 GM:けっけっけ。どこに隠れているんでしょうね。 蓮翔:とりあえず、一服しながら、ジョゼフに火ぃ点けてやろうと企んでます。 ディアン:マスター、質問。複数回行動(*22)で、積極防御と、その他の行動をした場合、防御に+1の最低保証(*23)はつきますか?GM:つきますよ。あと、ここまで来るのにも戦闘ラウンドを経てきたということで、全員カードを4枚場札にしといていいです。 マキシム:あ、ホントに? GM:その代わり、逆に言うと、早目に決めないと、後がないってことですねー。 リリアン:大丈夫、そんなモンはダイスがきっと何とかしてくれる。 GM:さー行ってみよう。真っ向勝負。砕けなかったら砕き返す! マキシム:よぉっし! GM:因みにザルマンは、皆さんに向けて突っ込んできます。このラウンドは後攻だけど一応宣言。 リリアン:いきなり〈トリック〉をぶちかまそうかと企む俺。 蓮翔:うん。どうぞ、お先に。 リリアン:突っ込んでくるのに対して、ゴッドミーターの弾を照明に当てて、バァン! と発光させます。 GM:閃光弾として使うわけですね。 リリアン:(コロコロ)ポシ1点使います。 GM:消します。 リリアン:消されちゃったか。 GM:向こうが何点持ってるかは判りませんが、ボス戦は基本的にポシビリティの削り合いになるんですよ。 リリアン:しょうがないな。とりあえず、達成値13と言ってみる。 GM:無視。 蓮翔:あらら。じゃ〈挑発〉。何て言ったら引っかかるかな。 リリアン:いや、キアヌ・リーブスばりに、こうやって(掌を上に向け指をクイッと)やるんじゃないの? 蓮翔:それやったら、狙われるの俺じゃん! GM:勿論ですよー。 ディアン:大丈夫、そうしたら俺、何か言って庇うから。 蓮翔:じゃいいや、とりあえず振るね。(コロコロ)−5だから意味ないな。終了ー。 ディアン:複数回行動で、〈挑発〉と積極防御。「お前は、殺し合いを、望むのだろう? なら、泉ではなく、俺に、かかって来い」 GM:〈挑発〉ですね。+1どうぞ。 ディアン:はい。(コロコロ)20! GM:振り足し! 蓮翔:偉い! ディアン:27。ポシビリティを使う。 GM:消します。 ディアン:向こうは次高揚か。打ち消しておかないと・・・(*24)。“ヒーロー”。 GM:活劇の法則(*25)で2点消します。 ディアン:あ、そうか。“計画”で回収して“ヒーロー”。 GM:消しきれない。 ディアン:(コロコロ)37、+11で、〈挑発〉達成値20。 GM:あなたに突っ込んできます。〈挑発〉成功してますので、カードどうぞ。 ディアン:っしゃ! マキシム:多分、《魅力》が低いんだろうな。〈挑発〉が効くってことは。 GM:(小声で)バレた(笑)。 リリアン:いやー、あんなゴリラに、あたし以上の《魅力》があってたまるもんですか! 蓮翔:そっちけ! マキシム:じゃ〈挑発〉。爺さんを降ろして、「ちょっと、後ろに下がってな」 GM:爺さんは「死ぬなよ」とか言いながら、下がりますね。 マキシム:さっきの剣(*26)、「斬神刀」と名付けたんですが、斬神刀をズバリと抜いて。 GM:向こうはですね、さすがにぴくっと眉が動きます。「・・・ほぅ」と。 マキシム:「お前のことは、初めに会った時から気に食わなかったんだ。かかって来い、サル野郎!」 GM:なるほど。何となく言葉だけで挑発に乗りそう。どうぞ。 マキシム:(コロコロ)1・・・。 GM:1か。しょうがない。言ったことが大事(笑)。さー、僕の番かな。行きます、ディアン。特攻、急所攻撃。(コロコロ) ディアン:了解。積極防御します。(コロコロ) GM:達成値32ぃ! マキシム:うぉー?! ディアン:・・・“敵方失敗”で、避けます。 GM:はいはい。では、もの凄い剛拳が唸りを上げて、あなたのすぐ横を貫きました。 蓮翔:えー、柱が半壊、とか? GM:はい、多分。「ちっ、運のいい奴」 NEXT → 繰り出される必殺の拳と剣。立っていたのは…… "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |