Eternal Smile > MOMO Can Survive 『MOMO Can Survive』第四幕 モモ:「球太郎さん、名前は、変えた方が・・・」 球太郎:「変えてるぞ? (笑)をつけてるだろ、かっこわらいを。ここ重要!」 モモ:・・・・・。 球太郎:「まあ、冗談だが。真面目な話、あんな奴らでも船の中心選手だったろ? 戦力補強までの間、力になりてえな、と思ってさ」 というわけで、代わりの船員が見つかるまでの穴埋めとしてチャレンジャー号に従事、 GM:なるほど。フィラデルフィアに親がいる、なんて虫の良い展開はあり得ないと思いますが、航海の度に雇われるストームナイトたちから情報収集し、これは! という情報が手に入ったら旅立つ、というのは綺麗ですね。 GM/メアリィ:「ありがとう、キュウタロウ。帰還後に、補充人員を要求することになると思う。あたし達の功績が認められれば、新しい船員も手を挙げてくれるだろう。まずは、無事にフィラデルフィアに着いて、そして戻ることだな。3名とも、よろしく頼むぞ!」 球太郎:大きな笑みで敬礼し、「サー! イエッサー!」 GM:メアリィは、スペシャルズとは呼びません(笑)。 球太郎:勿論、あんな虫酸の走る名前は、完全にネタであり冗談であるのでご安心ください(笑)。 GM:では少々早送りしましょう。船がフィラデルフィアに着き、積荷を下ろす段になって、ようやくあなたは、開かずの間の中にしまわれていた荷物の正体を知ることになります。
GM:リビングランドの深い霧にさらされれば、開封と同時に腐ってしまう桃を、フィラデルフィアに届けたい。その一心で、メアリィはコアアースの護符を貼った部屋を準備したのでした。 球太郎:なるほどー! シナリオタイトル、入船の儀式を踏まえると、感慨深いシーンです。倉庫内を眺め、船員の誰よりもたくさんの木箱を持ち上げ、元気よく駆け出します。「さっ! どんどん運ぶぜー!」 モモ:「はい!」 球太郎:あとは、フィラデルフィアに着き次第、モモの記憶について、芹奈さんに相談したいですね。
GM/芹奈:『・・・そうね、多分元気なんじゃないかしら。便りのないのは良い知らせと言いますし』 GM:電話越しに聞こえる声色から、あなたは、今とんでもない地雷を踏んでしまったことに気づきます。 球太郎:! あちゃー・・・ま、兄貴らしいけど。と、心のなかで苦笑します。 GM/芹奈:『連絡を取る手段が、あればいいんですけどね』(*24) 球太郎:ああー、なんか切ないですね(ほろり)。旅してるから手紙もだめだし。まあ、一緒にチーム組んでる人が分かってれば、そいつを通して連絡はできるが、そーいう問題じゃないしな・・・。 GM/芹奈:『野原さんも、たまにはご家族のところに戻らないとだめですよ』 球太郎:やぶ蛇だった!(笑)しかし、球太郎は少し居ずまいを正して、言います。「今の仕事が終わったら、実家に寄ってみようと思ってます。芹奈さんも、もしそん時ニッポンだったら、会えませんかね? 紹介したい人が、いるんすよ」 GM/芹奈:『・・・・・(もしその時ニッポンだったら、か。私が普段ロンドンに住んでるって、野原さんには話してたかしら)』 球太郎:そんなぁ! 日本名なんだからニッポンに住んでるって普通思うじゃないですかー。「ところで、改造、洗脳、記憶操作で無くなった記憶を戻す方法に、心当たりないすか?」 GM:専門外だけどと前置きしつつ、彼女はこう答えます。 GM/芹奈:『記憶喪失の要因が、外傷または疾病だとしたら、再生医療による回復の道があるように思います。逆に、心因性、つまり、強いストレスなどによって記憶障害を引き起こされたのなら、心理療法士(セラピスト)に相談するのがよいと思います』 球太郎:なるほどぉ! と、電話口で深く頷きます。やはり相談して良かった! マッドなサイエンティストの改造だし、まずは外科や薬物の線が強いかな、いや洗脳を得意としてたから心療か? と頭の中で推測しながら、「ありがとうございます! さすが芹奈さん。俺ひとりじゃいっくら考えても限界あって。とりあえず、いい病院探して行ってみますね!」心からお礼を言って、通話を終えます。 (→NEXT) "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |