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第三幕

 
シーン１　Body of Lies（承前）

 
１ラウンド目

ＧＭ：ドラマチックシーン。悪役活力、ショックとＫＯダメージが消えますが、現時点では何のダメージも受けていないので、意味なし。推奨行動は〈威圧〉／〈トリック〉です。では悪役側。見抜かれた忍者は、分銅を振り回し始めました。

ジョシュア：鎖鎌ですか、それともただの鎖ですか。

ＧＭ：電撃分銅鎖、だそうです。彼、風光（ふうこう）から動きましょう。「それをよこせ！」と、ジョシュアに〈武道〉で攻撃します。（コロコロ）１８、＋５。ポシビリティを使います。

裕人：消しまーす。

ＧＭ：はい。〈武道〉２２。

ジョシュア：うわー。

ＧＭ：〈白兵戦〉か〈格闘〉を持っていれば、積極防御できます。

ジョシュア：持ってます。でも、どうすっかなー。

ＧＭ：避けるには、達成値２３が必要です。

イリス：そっか、同値だと攻撃側有利なのね。

ジョシュア：じゃ、いいや、ここは試しにダメージ食らってみます。

ＧＭ：解りました。ダメージは２３。《耐久力》教えてください。

ジョシュア：《耐久力》は９。

ＧＭ：１４差。２レベル負傷ＫＯ５ですが、せっかく命中したんだ。放電します。負傷レベルがさらに１上がり、ショックが２点増えて、３レベル負傷ＫＯ７が入ります。致命傷で行動不能になり、気を失い、７ショックダメージを受けます。

一同：！

ＧＭ：ポシビリティを使うと（＊１２）、「負傷を１レベル下げる」「転倒を消す」「ＫＯを消す」「ショック３点を消す」のうち３つができます。

ジョシュア：ポシビリティを使います。負傷を２レベル下げて、１レベル負傷＝軽傷にします。

ＧＭ：ＫとＯが両方入ると気絶です。消すしかない。

ジョシュア：解りました。消します。

ＧＭ：１レベル負傷７ショックだから、綱渡りではありますけど、何とか立ってる状態。バチバチバチィッ！　ここはナイルなので、骨が透けて見えました。

イリス：あっ（笑）。

ジョシュア：大丈夫だ。「なるほど」って言いますね。

ＧＭ：「ははは、痛かろう！」と、ドＳ心を剥き出しにしております。本性・悪なので。

ジョシュア：・・・・・。

ＧＭ：下っ端忍者は、皆さんと同数の４人。公平を期すために全員に向かおうかと思ったけど、イリスはどういう行動をしてます？　特に隠れる宣言はしてなかったから、カトリーナのすぐ近くにいるかな。

イリス：むしろ、カトリーナをかばってますよ。

ＧＭ：ふむふむ。であれば、イリスに２人向かいます。カトリーナの分。

イリス：おぅ。

ＧＭ：普通に忍者刀で攻撃します。宗元に、（コロコロ）〈白兵戦〉１６。

宗元：〈白兵戦〉は１４。積極防御しても、上回らないと避けられないから、食らっとく。

ＧＭ：ダメージは１８。《耐久力》は１０ですか。転倒Ｋ２ショック。

宗元：ポシビリティを使って、ダメージを消します。

ＧＭ：では、転びそうになったけど踏みとどまりました。裕人に、（コロコロ）〈白兵戦〉１４。

裕人：〈格闘〉１４って言ってる。《耐久力》は１０でーす。

ＧＭ：同値だと当たります。ダメージは１６。転倒２ショック。

裕人：ポシビリティで消します。転倒はさすがに嫌です。

ＧＭ：イリスに２人。（コロコロ）１２。（コロコロ）あ、目が走った。ポシビリティを使います。

宗元：ポシビリティ、下っ端も使うのか。

ＧＭ：そうです。下っ端が使うと言いました。

イリス：打ち消します。

ＧＭ：〈白兵戦〉１４と１９。

裕人：でかっ！

イリス：〈白兵戦〉技能は、一応あるけど、基本値１０。

ＧＭ：両方とも当たりですね。《耐久力》７か。ちょっと危険かもしれないな。１６ダメージ、１レベルＫ３と、２１、２レベルＫＯ５。ポシビリティを２点使うと、１レベルＫ３は全部消えて、２レベルＫＯも消えて、５ショックまで減る。ただし、やっぱりあと２ショック食らうと気絶、という綱渡りです。

イリス：どっちみち、使わないと目がないんで、２点使います。

ＧＭ：ヒーロー側です。積極防御は誰もしなかったので、順番に行動どうぞ。

裕人：下っ端忍者に〈間合い〉。（コロコロ）４。（コロコロ）２。低っ！　ポシ使いまーす。

ＧＭ：消します。

裕人：ま、いいか。９って言ってます。

ＧＭ：全然抜けない。

裕人：そっか、〈間合い〉は《敏捷度》ベースだから、忍者、強いのか。

ＧＭ：技能をばらけさせて、弱い能力値を探すのは手だと思います。宗元さんどうぞ。

宗元：殴られ続けたらきついよな。下っ端忍者に〈トリック〉でプレイヤーズコールを狙う。「こっちもやったるわー！」って言って、銃を突き付けつつ、反対の手で。

ＧＭ：撃つと見せかけて、ドスも抜いたー！　プレイヤーズコールだったら、それで斬られて終わるな。

宗元：てい！（コロコロ）６か。これだと通んないだろうな。ポシビリティ使ってみよう。

ＧＭ：どうぞ。

宗元：（コロコロ）１８。＋５で１９。

ＧＭ：抜けた。読み違えた！　カードどうぞ。

ジョシュア：次は私か。正直ひとりでこいつの相手をするのはつらいが、試しに〈威圧〉してみよう。今、腕に鎖を巻かれてるんですよね。

ＧＭ：はい。武器狙いで巻いたから、片腕が絡め取られている状態。

ジョシュア：そしたら、鎖を解いて、ハンマーを投げます。 「これが欲しいんだろ？　拾え」

ＧＭ：むしろ〈挑発〉っぽーい！

ジョシュア：「ただ、お前がそれを拾った時、どうなるか解ってるな」

ＧＭ：あ、それは〈威圧〉です。ガクガクブルブル。どうぞ。

宗元：多分、エタニティ・シャードにどんな能力があるか、明確には知らないはずだからね。

ジョシュア：俺が投げたのはただのハンマーだけどね（笑）。成功しろ！（コロコロ）１３。＋１だから、１２。

ＧＭ：抜けました。カードどうぞ。

宗元：〈威圧〉が弱点か。

ジョシュア：よし、“援助”キター！　迷わず“援助”を出す！

イリス：こっちは、自分に【アース・シールド】。（コロコロ）成功。

宗元：うん、結構やばいもんね。

ＧＭ：殴ってこようとした忍者の目の前に、砂の壁ができました。

イリス：１枚プロット。自分のトコ、攻撃されそうなんだよ。

ＧＭ：“敵方失敗”、いいと思います。裕人が出してる“イニシアチブ掌握”も、超鉄板です。

 
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