Eternal Smile > Pandora 『Pandora』 第一幕 GM:本当は、カードは自分の行動後に場に出すんですけど、今回は1ラウンド勝負と言ったので、1枚ずつ出してから始めることにします。 勇人:事前に身構えたりする時間があった、ってことで。 GM:(出されたカードを見て)互いに“アドレナリン”。やる気満々だー(笑)。では始めます。スタンダード。ヒーロー先攻、悪役後攻。 勇人:マスターマスター。この2人の心意気に応えるんだったら、ドラマチックだと思う! GM:そうだね! 失礼。ドラマチックシーンです。ヒーロー萎縮。2人とも振り足し1回不可能。 マルセル:お互いの剣気がぶつかり合ってる状態だな。 GM:かっこいいー。推奨行動は〈間合い〉/〈威圧〉。 神崎:いや、〈間合い〉も〈威圧〉も、やらないよ、そんなの! マルセル:じゃあ、お互い、様子を見合うかな、と思ったら、完全に武器を抜きにかかったので、俺は、深くため息をついて、顔を覆い、うつむく(笑)。 勇人:一応、テクニックとしては、複数回行動で〈間合い〉してから攻撃すれば、相手を技能なしとかにして、殴ることができます。 神崎:そんなせこい真似したくない。 マキシム:しないしない。 GM:先攻後攻はないので、《敏捷度》順かな。 神崎:《敏捷度》13です。 マキシム:うん。神崎の方が早い。 GM:マキシムは、積極防御をするかしないか。ただし、すると反撃できない。 マキシム:積極防御なんか、しないでしょ(笑)。 神崎:因みにどうする? ダメージの扱いは。 GM:え? ノーマルルールで。 勇人:当てないで寸止め処理とかしないの? マキシム:俺は寸止めすると思うよ。 勇人:まあ、ポシビリティで消せばいいんだけど、問題は、どんだけダメージが出るか、僕も読めない。 神崎:とりあえず、攻撃しますね。うら!(コロコロ)7。マイナス2なんで、“アドレナリン”を使うよ。これでプラス1扱い。俺の〈武道〉基本値は、妖刀使ったので(*15)24。剣匠(*16)の効果で27。プラス1がついて28。 GM:すげー! マキシム:あっ、ぴったしだ。 GM:“アドレナリン”1枚使って、回避できます。 神崎:おおっ! マキシム:すごい一撃が来たから、かろうじて、剣で、ぐぁーっ! って受ける。 神崎:俺は、そのグレートソードだと、この一撃は避けられまいと思ったんだけど、ガキン! と防がれて、愕然とする。「こいつ! ホントに強い!」と言って、あなたの攻撃を待ちますよ(笑)。 マキシム:俺も、一歩飛び退いて、「神崎・・・面白い奴!」 マルセル:「(勇人に)こりゃあ、駄目かもなー」(笑) 勇人:とりあえず僕は、マキシムさんがちゃんと、ホームの柱の位置と、自分の位置を考えて、振ってくれることを祈るのみ、なんですけど。あなたの剣のサイズ、解ってますよね? マキシム:〈白兵戦〉で攻撃。(コロコロ)良くはないな。9。マイナス1で、“アドレナリン”の分で3上がって、30。 神崎:おー、さすがにそれは当たるね。 マキシム:一応、寸止めはする。 マルセル:あー、負けを思い知らされたね。 神崎:ま、しょうがないしょうがない。ユーソリオンと斬り合ったことがあるような人間と、立ち合って、負けたんだったら、この負けは名誉の負傷だよ。次勝つための。 GM:神崎さんの《耐久力》はいくつですか? 神崎:アーマー着て、全部で15。 GM:1レベル負傷K3ショックダメージ。ポシビリティを使えば無傷で済みます。 マキシム:ええーっ? ポシ使わせちゃうのか。 神崎:だとしたら、ポシビリティは使わないで、ここは敢えて、傷を受けときましょう。ばさっと斬られて、「さすが、高名な方だ。いや、マキシミリアン殿。お見それしました」って、妖刀を収めましょうか。 マキシム:「こんな鋭い攻撃を受けたのは、相棒以来だな」 神崎:「まさか、あなたの剣が、それほどまでに速く、なおかつ、熱いものだとは思わなかった」って言った後、頬か何かで、血を拭いますよ。「うーん、少し休まないとな。終わったぞ」と、2人に言います。 マルセル:待合室にある自動販売機で、ごとん、ごとん、って飲み物を買って、2人に渡して、「気は済んだか」 神崎:「ああ、充分だ。これだけの立合いができたんだ。俺の今回の報酬は要らない」 マキシム:「嵐王寺、面白かったぞ。こんなすごい斬撃が来るとは」 勇人:「よかったですね。ああ、その飲み物、フランスの味らしいですよ」 GM:すごい、ぞんざいだ! 勇人:因みに文句を言いながらも、僕も、男の子なので、ちょっと頬が紅潮しています(笑)。 マルセル:そんな感じで、全員の交流が終わった、と。 GM:では第一幕終了です。ポシビリティの補充は皆さん1点ですが、サイドストーリーが発動している、神崎さんとマキシムにはもう1点ずつ差し上げます。 神崎:“仇敵”のサイドストーリーで敵が現れるかと思ったけど、マキシミリアンか! まさか、手合わせしてみることになるとは思わなかった。 勇人:熱いですね。この展開は燃える。 GM:ここでマキシムに質問です。あなたは妖刀大戦に参加しますか? マキシム:斬神刀って、妖刀なのか? GM:広く言えば。 勇人:そんな設定は欠片もないんだけど、後付け設定が優先だから! マルセル:むしろ、妖刀として登録される、くらいの(笑)。 勇人:僕らのうちの誰かが、「妖刀大戦シナリオ作りました!」って言ったら、確実に声が掛かります。 マキシム:あ、もう是非是非。 GM:了解です。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |