Eternal Smile > Pandora 『Pandora』 第三幕
GM:場札だけはめくりますね。ヒーロー萎縮。悪役〈トリック〉/〈威嚇〉。あらゆる振り足しが1回キャンセル。手順AC。このラウンドには、A段階のみ行えます。 マルセル:手順A:生命維持装置のアクセス権を掌握する、を、開始します。 GM:〈サイバーデッキ操作〉で、13をクリアしてください。 マルセル:(コロコロ)はい、ジャスト。口に出して言います。「維持装置のアクセス権を掌握した」 勇人:「素晴らしい」 GM:萎縮だけどチャレンジしましたね。次のラウンド。手順BとC。 神崎:マスター。俺、“推理”カードを持ってるんですよ。手順B:肉体のコールドスリープを解除する、の処理を、このカードを使って、現地でできないですかね? 俺はサイバーデッキとか何も持ってないけど、常識的に考えたら。 GM:“推理”か。適当にいじってみれば、いけるかもしれないってことですね。いいですよ。《知覚》か〈手掛かり分析〉、難易度は12でお願いします。 神崎:《知覚》は8だけど、ここは頑張りどころだよね。(コロコロ)ポシビリティを使います。(コロコロ)26、+9。《知覚》17です。連絡を取りながら、「マルセル! どれを押せばいい!」 マルセル:「そこの機械で、一番目立つボタンがある筈だ」 神崎:「ああ、これか」コードを打ち慣れて、擦り切れているボタンがあるから、それをぱっぱっぱ、と叩いて。 マルセル:「こちらからであれば、一括で解除できたのだが、神崎、すまん。それを、あと99回繰り返してくれ」(笑) 勇人:苦行! 苦行! 神崎:「面倒なことだ」と言うとですね、プシューッ、と音がして。 マキシム:ひとつ開いた。 神崎:「お、開いたぞ! あとは・・・」と言って、そちらにバトンを繋ぎます。 マルセル:決めようか。開く装置を追いかけるように、手順C:魂を肉体に戻す、を起動させます。(コロコロ)18。ポシビリティを使うじゃろ?(コロコロ)さらに“ヒーロー”使うじゃろ?(コロコロ)38。 マキシム:“計画”で“ヒーロー”を回収。「マルセル、カタをつけるんだ!」 神崎:なるほど、それで“ヒーロー”を交換するのか。それはアリだ! マルセル:もっかい“ヒーロー”使うじゃろ?(コロコロ)48。+13。〈サイバーデッキ操作〉基本値が13。26。 神崎:「マルセル! 作業は終わった!」“援助”で+3。 勇人:「もう“やり直し”は必要ありません!(笑)それで、終わりです!」“ひらめき”を交換。 マキシム:うまいなぁ。 GM:合計32、クリア! マルセル:「こちらからはよく見えている」ジャックインした世界で、100個の光が見えるわけですよ。その100個の光に対して、メモリから吸い取った、手元にある100の、鮮やかな光を、解き放ちます。「・・・神よ。これが、あなたの望んだことなのであれば」とだけ言って、一度十字を切って、静かにジャックアウトします。はい、オッケー。100人同時復活ー。 一同:いえーい!(拍手)やったー。 マルセル:まぁ、その100人大混乱ですけど(笑)。 勇人:それは僕が何とかします。 GM:では次のラウンド。手順D、一発で来た。 勇人:よし! では、100人相手に呼び掛けを行います。で、申し訳ないですけど、嘘をついたりします(笑)。 GM:それは、ニッポンテックのお仕事ですから。 勇人:『煉獄より、現世に引き返せし皆さん、聞こえますか? あなたたちの目の前にあるのが現実です。今までの苦しみは不当なものです。手に、武器を取るもよし。言葉を乗せるもよし。己が信仰に目覚めるもよし。家族に会うもよし。何者にもなることができます。あなたたちの可能性は無限です。成功は約束されています(*26)。あなたたちは自由です!』と言って、『思い出してください。ルーブルに展示された絵を。あなたたちの心には、あの絵と、そして、トリコロールが、刻まれているはずです。やるべきことは、解るはずです。自由を!』と言って、手順D:100人に現状を認識してもらう。(コロコロ)低いがまぁ、ここからです。消す人がいないからポシビリティ。 GM:はいどうぞ。 勇人:(コロコロ)きゃー。伸びなかった。そしたら“やり直し”カードをまず切りましょう。最初の出目がしょぼかったので。(コロコロ)ポシ使います。(コロコロ)20! マキシム:おおー! 勇人:(コロコロ)33まで上がりました。+10ついて、〈説得〉26。 マルセル:“アクション”渡しましょうか。ジャックインして、フランス国歌を流します。 勇人:ありがとうございます。ラ・マルセイユーズ。『あなたたちの心にはためいている旗の元に、集ってください。再び立ち上がる時です!』 GM:忍者が、「えー、神崎殿。こんなもの(三色旗)があるんですが、使えるでござるか?」 神崎:100人の目の前で、ばさっと大きく振りましょう。「こっちだ!」と言って、全員を誘導して、エタニティ・シャードの前に連れていきます。 GM:・・・・・(見つめるドローン・ウルフ)。 神崎:ああ、連れていくよ。「ほら、こっちだこっちだ」
GM:この絵は、【ゲート】のグループパワーを持っています。 勇人:【ゲート】か。遠隔地に繋がる門を開いて、多数を移動させるパワーなので、例えば100人をどこどこへ移動させる、ができる。 神崎:それは早いですね。パワーを使うには、どうすればいいんですか? GM:みんなでポシビリティを出し合って、パワーを習得し、使う必要があります。1点から参加でき、最も多くのポシビリティを出した人がリーダーになります。 勇人:僕たちは、連絡を取り合っているから、グループを作ることはできる、でいいですか。 GM:はい。ただし、習得にポシビリティが20点必要です。皆さん、残ポシ何点? マキシム:12点。 勇人:とりあえず僕は4点。 マルセル:残り2点。 神崎:大丈夫。15点ある。 GM:さらに、使用コストが12点です。さすがにつらいな。 神崎:いや、間に合う間に合う。 マキシム:きついけど出せるよ。 勇人:因みに、足りないんだったら、さっき偉業を起こしたんで、「皆さんのポシビリティをください!」って言います。 GM:みんなの力をオラに分けてくれ、か。美しいね。解りました。使用コストなし、習得コスト20点だけでいいです。 勇人:よし! GM:最も多くのポシビリティを出した人に、リーダーの資格があるので、例えば神崎さんとマキシムが9点ずつ出して、他2人が1点ずつだと、どっちもリーダーになれる。 マルセル:とりあえず、1点ペイ。 勇人:僕も1点出します。 神崎:マキシムは、この絵に対しては、何か思い入れがある? ないんだったら、8点だけ払ってもらっていいですか。 マキシム:8点。 神崎:演出としては、みんなに連絡を取って、パワーの説明をした後に、「・・・しかし、この絵から力を借りる者は、真のもののふであるべきだと思うんだが」と言います。 マキシム:「神崎。お前は、中でひとりで、100人を確かに救ったんだよな。お前は充分、立派なもののふじゃないのか」 神崎:「ありがとう。では、この絵の力をいただき、彼らを、真なる自由の場所に連れていこう」というわけで、10点ポシビリティを払います。 GM:ゴメンね、こんな大盤振る舞いさせて。 神崎:全然いいですよ。貯めといてよかった! GM:では、【ゲート】のパワーを習得しました。パワーの使用は、〈リアリティ〉で判定です。難易度15。テレポートする距離は、リーダーの〈リアリティ〉技能値です。 神崎:〈リアリティ〉は10です。 GM:10ってことは、100メートル移動できる。 神崎:(コロコロ)19! +6で、〈リアリティ〉16。「皆の者。この旗に集え! 自由の女神と共に、我らは新天地を目指そう!」と言った瞬間に、100人と自分が、ひゅっ! GM:ゲートが開き。 神崎:片手に絵を掲げた状態で、100m、外に出ましょう。 勇人:『うぉぉぉー!』『自由だー!』 マルセル:ジャックを外して、「神崎の移動を確認した。こちらも引き上げるとしよう」 勇人:「ですね。こんなこともあろうかと、警備の手薄なところは調べてあります。及び、買収してあります」(笑) GM:そのまま脱出していただいて結構です。皆さんの勝利です! "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |