Eternal Smile > Pandora's Box 『Pandora's Box』第三幕
球太郎:あいつはきっとやって来る!(*14)通信を聞いて、即座に叫びます。「先生とナオミさんは先に安全なところへ! 俺はディ様のところへ戻ります! 先生、ナオミさんを頼みます!」 GM:期待を裏切りませんね。【ゲート】の出口は1カ所なので、走って救護院まで戻ってください(笑)。 球太郎:遠くに病院騎士とディ様の姿が見えたところで、風の如く全速力で駆け、「でぇぇいっ!!」思い切り踏み切ってジャンプし、自由落下の重力と全速力のスピードをバットに乗せて、病院騎士Aの後頭部に叩きつける! GM:「ぎゃっ!」 球太郎:その勢いのまま、前転で移動し、不恰好にですが、ディ様の横に並びます。 ディアン:「球太郎・・・」 球太郎:「ストームナイト、野原球太郎! 参上!」傷だらけだが瞳は燃えたまま、叫びます! ディアン:「球太郎。楯は壊された。オレは、球太郎を守ることはできない」
球太郎:嬉しいセリフ来たー! ディ様の前に進み出るようにして、振り向かずに答えます。「任しといてください! 今まで耐えてくれたんすから、今度は俺が守る番です!」 ディアン:・・・! 球太郎:肩越しにディ様を振り返ります。「・・・そんぐらいの気合いじゃないと、あなたと並ぶなんてできませんから!」ディ様よりはるかに傷だらけの、ボロボロの顔で、大きな笑みを浮かべます。 GM:ディアンは、しっかりと頷きます。あなたの参戦によって、戦力比は2対2のイーブンになります。ところが・・・。 球太郎:ところが・・・? いや、何が出てこようとも、覚悟しながらまずは目の前の奴と戦うだけです! GM:(にやにや)言うこと聞くような女じゃないのよ。 球太郎:えっ?
GM:だから彼女は神の救護院へ舞い戻りました。とっておきの声援をあなたに送るために。 ナオミ:「かっ飛ばせー、球太郎っ!!」 球太郎:ぎゃわー!! そうきたか!! 午前中仕事にならなかったじゃないですかどうしてくれるん(以下略) GM:(ナオミばりのドヤ顔) 球太郎:ああ−、全リソース使い果たして、新手が来たらもうだめだぐらい思っていましたが・・・人生には、まさかという坂がありますね(笑)。 ―球太郎のメール― 2対2となったはいいが、こちらは文字通り「手札」は尽き、 悲壮な決意で打棒を構える球太郎の心に、 かっ飛ばせー! その「応援」が、球太郎を「運動家」に再び引き戻した! ・・・予告ホームラン! 古くは野球の神様ベーブ・ルースの時代から繰り返されてきた、それは、かけがえのない人との約束。 勿論、誓うは勝利! 「場外まで・・・とんでけぇえええ!!!」 GM:球太郎のフルスイングが、激闘に終止符を打ちました。ディアンも鞘ごと剣を振るって、病院騎士を気絶させたところです。ディアンがあなたに右手を差し伸べます。 球太郎:ディ様から差し出された右手・・・それは、一人前のストームナイトになれた、証のように見えました。騎士位のないコアアース人にとって、アイル人の叙勲にも劣らない喜びかもしれません。何も言わず、がっ! と、力強く握り返します! GM:ふふふ。ナオミのセリフ、絶対言ってやろうと思って、タイミングを計っていたのさ。“リーダーシップ”で振り足しカードを譲り、見せ場宣言、“援助”2枚積みくらいの効果はあると思います。 球太郎:やはりナオミルートを選んで正解でした(笑)。ナオミさんを振り返り、満面の笑みです!「ありがとう、ナオミさん! おかげで・・・勝てた!!」 ナオミ:(ドヤ顔) 球太郎:と思ったら、急に激おこになります。「ばってんが! なし、こげんあぶなかとこに来ると! 逃げれ言うたろーもん!!」 ナオミ:「え、ちょっと、何で怒ってるの? せっかく、気分良く大きな声を出したっていうのに」 GM:ナオミのこの言葉でシーンを切って、エピローグに入りたいと思います。 (→NEXT) "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |