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TORGリプレイ

『RELIVE』

 

第二幕

 
シーン3 王者の風格(承前)
(ラウンド進行=戦闘シーン  1/2
 

 
2ラウンド目

GM:スタンダード、悪役先攻、ヒーロー後攻、推奨行動は〈挑発〉/〈威圧〉です。では敵側から。恐竜さんは改めて、上に乗ってるバーバリアン2人を、振り落としにいくわけですが、〈重量挙げ〉は、何レベルぐらいお持ちでしょうか。

ディ:1レベルしか持っていないです。基本値13です。

GM:今回は、それを防御基本値にしてもいいかなーと。若干ハウスルールですが。(コロコロ)当然、ユキさんも技能を持っているので、全然振り落とせません。もう1体は、下の2人に向かって、さらに攻撃を仕掛けます。(コロコロ)む。〈格闘〉12で、当たります?

大悟:避ける。素で〈格闘〉17だから。

シオン:〈白兵戦〉が16ある。

GM:では、やたらめったら暴れていて、あなたたちには当たらないけど、そのまま奥に突っ込んでいったら危険、ぐらいの勢いですね。完全に狂暴化しています。エージェントは、改めて銃をぶっ放す。(コロコロ)ん、スカった! 当たんない。ヒーロー側、どうぞ。

シオン:先に動くね。〈エネルギー兵器〉で攻撃。

GM:ん、いいッスよ。カモン。

シオン:(コロコロ)低い。まだ、「ちょ、おま」の後遺症が(笑)。

GM:では外れ。

ディ:オレ、どうしよう。ユキの行動は?

GM:このまま、もうちょっとよじ登って、急所攻撃。

ディ:「この恐竜を、黙らせれば、いいのか?」

GM/ユキ:「ああ、もちろんだ! 食ってもいいぞ」

マッコイ:バーバリアンが2人いるようなモンか。

ディ:食うのはなー、と思いつつ、オレも〈白兵戦〉で、急所攻撃。(コロコロ)ポシビリティを使います。

GM:どうぞ。

ディ:(コロコロ)23、+8。達成値22。

シオン:じゃあ、今外れたビームが、見当違いの方に行って、そっちの恐竜がたたらを踏むような形になった、という感じで、“援助”。

GM:当たります。ダメージをください。

ディ:“だめ押し”使って37。

GM:はい。すげぇことになったぞ。(計算して)えー、目とか口とかその辺を突き刺して、絶叫を上げてるところに、ユキさんがぶちかますんだろうな。「おお、おまえ、やるじゃないか!」(コロコロ)ダブルぅ!(コロコロ)ポシビリティを使うー。

ディオルド:うわ、ジャングルの王者!(笑)ジャングルの王者ユキちゃん!

GM:(笑顔で)はい、オーバーキル!

シオン:すげー。

GM:とりあえず、ディだけでも戦闘不能だったんですけど、オーバーキル。

マッコイ:まだ1体残ってるんだけどね。

GM:ズズズズーン! と倒れた恐竜の上で、ユキさんが、「うぉぉぉぉぉー!」と、綺麗な声で(笑)。

ディオルド:合わねぇー!

シオン:何かがおかしい!

ディ:でも、この勢いに身を任せてると、なんか楽しい(笑)。

大悟:あとは俺か。さっさとこいつ倒さないと。向こうの方でパンパン音もしてるし。

GM:そうそう、あなたを見て怯えてる子供たちに、恐竜が突っ込みそうだってのも判りますよ。

大悟:それを助けなきゃいけないんで、無茶承知で、変身して、なおかつ恐竜に対して攻撃。複数回行動。

GM:なるほど。どうぞ。

大悟:(コロコロ)3、だとダメなんで、ポシビリティで萎縮を解除して、“ドラマ”カード。(コロコロ)13で16、さらに“計画”使って、(コロコロ)26。+9だから、〈怪人化〉成功。

GM:ではあなたは、責めさいなむ声を、意志の力で押さえつけて、身体がざわっ・・・ざわっ・・・と変わっていきます。

大悟:どっちかというと、身体の中からこう、角がギシギシッと生えてきて。

GM:牙がグワーッと伸びて。

大悟:『キシャーッ!』と叫ぶと、カミキリムシの化け物の姿になります。

ディ:思わず「大悟・・・」とつぶやく。

シオン:「ちょ、おま、大悟!」

ディオルド:シオンが、シオンが壊れた(笑)。

大悟:そのまま羽根を開いて飛び上がって、恐竜の首筋辺りを噛み切る。

GM:どうぞ! 急所攻撃とかも、していいですよ。

大悟:当然、特攻+急所攻撃です。ボーナス+9で、〈格闘〉元々17あるんで、達成値が、21。複数回行動分減っても、17ですね。

GM:当たりますね。ダメージをください。

大悟:33発。

GM:こーきて、こーなって、消せないから、首筋を噛み切られて、やはりこちらもズズズズーン! と。恐竜をカミキリムシが倒すという、嘘みたいな絵面なんですが。

大悟:そうですね、恐竜の頸動脈から血がピシューッと上がってる前で、『ギャーッ!』と雄叫びを。

GM:とりあえず、新たな敵が増えたようにしか見えませんよ。

大悟:どっちか言うと、味方だと思ってたらいきなり怪物に変身して、敵を倒したのはいいけど、より強い敵が現れた、みたいな。

GM:よかったですねー、ナイルですから、「ああ、あれは一応、ギリギリヒーローなんだ」で落ち着く。

ディ:大丈夫。オレには、大悟の魂が光輝いているのが見える。

大悟:あー、ありがとうございます。

マッコイ:問題はあなたにしか見えないという(笑)。

GM:一般人が怯えてるのは何とかフォローしてあげてくださいね。

マッコイ:えーとじゃあ、こっちの番でいいのかな。今、ズズーンって倒れる音が聞こえたよね。

GM:はい、聞こえました。うぉーとか、ギシャーとか、色々聞こえました。

マッコイ:タバコ吸って、「おーっと、終わったみたいだぜ。効率悪い奴らだ」と〈挑発〉。5人相手。(コロコロ)19。+6の、〈挑発〉13だから、19。

GM:んー・・・かかった。はい、カードです。

マッコイ:(受け取って)よし、来た。

ディオルド:じゃあそうだな、さらに〈挑発〉して、一斉にかかってきたところを、まとめてグッといなして、ひとりを押さえつける。で、他の奴らが、「覚えてやがれー」みたいなラインを狙う。

GM:えっと、〈挑発〉で今のをやるんだったら、プレイヤーズコールを狙うってことですね。因みに、〈挑発〉して、〈格闘〉で押さえつける、って手も一応あります。その方がルール的には簡単です。

シオン:複数回行動。

ディオルド:プレイヤーズコールの方が気分がいいので、〈挑発〉で。(コロコロ)ポシビリティ使います。(コロコロ)31。カードも使います。(コロコロ)41、+12。達成値24。

GM:うわー、無理です、プレイヤーズコールです。いなされて倒れて、ひとりはそのまま押さえつけられて無力化されます。残りの奴らはどうします? 散らしちゃっていいですか?

ディオルド:問題ない。

GM:では、そいつらは散って逃げていきました。

マッコイ:追いかけられます?

ディオルド:えーと、動揺していて、「覚えてやがれ!」という、非常に判りやすい逃げ方をしたので、誰にでも追跡可能です。

GM:あー、わかりました。ディオルドがそう言うんだったらしょうがない。

マッコイ:はい、追跡します。

GM:じゃ、マッコイは追跡して、ディオルドはどうします?

ディオルド:エージェントを連れて、他の人と合流しましょう。

 
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