RELIVE Act3 Scene2-TORG Replay-

ＴＯＲＧリプレイ

『ＲＥＬＩＶＥ』

第三幕

ＧＭ：エージェントは、日本人だというのは判ります。貝になっていて、何も喋らないぞ、っていう態度。黙秘権を行使中。

ディオルド：喋らないですか。じゃあ、「仲間に後をつけさせている。君が黙っていても無駄だ」

ディオルド：「我々は、君が素直に協力の姿勢を示してくれるのなら、族長に話して、処遇を考えようと思う。だがそれを拒むなら、リビングランドに放置という選択肢を取ることもあり得る」

ＧＭ：では大悟の方を見て、「あんた、ナイルヒーローだろう？　こんな無抵抗な人間を縛り上げて放置して、いいと思っているのか？」

大悟：じゃあ言い返すぞ。「・・・なるほど。無抵抗か。ということはあれだな、無抵抗な人間に恐竜をけしかけたお前等は、善というわけか」じーっと睨んで、顔にまた、怒りでぐーっと改造痕が浮かび上がって。

ＧＭ／エージェント：「（びびりつつ）あれを呼んだのは、我々ではない！」

大悟：「で？　喋るのか？　それとも、恐竜の餌になりたいか？」そのまま〈威圧〉。

ディオルド：「よし、解った。話しやすくしてやろう。君の組織のことを話す必要はない。他に勢力があるな？　それの情報で勘弁してやる」

ＧＭ／エージェント：「お前らは、どこから頼まれて、来ているんだ？」

ＧＭ：「答えないか。当然だな」・・・えーと、エージェントは口を開きました。喋り始めました。２人とも、〈説得〉か〈魅了〉か〈意志力〉で、抵抗判定。

ＧＭ：彼は、色々言葉を紡ぎだして、最後に君たちに、「懐を探れば、財布が入っているから、そこから金を持っていって構わない」と、賄賂を差し出します。

ＧＭ：はい。「真実を隠しての説得」「賄賂を贈る」で、＋３＋３の、＋６。（コロコロ）２人に対し、２７で〈説得〉します。

ディオルド：（コロコロ）大悟がいい目出してくれたから、安心して失敗できる（笑）。

大悟：（コロコロ）ポシビリティ。（コロコロ）３５。“ドラマ”で、（コロコロ）４８、＋１３に、基本値が１１、“ひらめき”使って１４だから、２７ピッタリ。

ＧＭ：同値だと〈説得〉されちゃうんで、１でもいいから超えてください。

ディオルド：“リーダーシップ”使ってカードを・・・。

シオン：「財布ん中見てみろ」って言って、財布開けてみたら、中が。

ＧＭ：それじゃあしょうがないなー。色んな巧言や約束が出てきたけども、最終的には偽情報であなたたちを混乱させるつもりだった、というのが解りました。

ＧＭ：これ以上情報を聞き出そうとしたら、改めて尋問って感じですけど、今のやり取りからすると、ちょっと、手強いかもしれない。

ディオルド：そろそろ頃合いかなと。マッコイが帰ってくるのを待った方がいい。

大悟：じゃあテントの外に出ますが、ニッポンテックのキャラを簡単に信じるほど、俺は甘くありません。出る前に、隠し武器の類、ナイフ、その他諸々、一切がっさい回収して、縄が解けないように、きっちり確認します。

ＧＭ：はーい。ではマッコイが、２人のところへエージェントを連れて来て、交渉のテーブルにつきに来たよ、ってやり取りが行われました。

マッコイ：「見ての通り、お前の仲間は無事だ。何も手を出してはいない」

ＧＭ：解りました。エージェントは改めて、「こちらとしては、先程の情報を鵜呑みにするわけにはいかない。だから、我々が始末されようとしているという確かな証拠か、若しくは、我々にとって、より良い条件を提示してくれれば、考えなくもない」と言います。

マッコイ：「解った。あの黒服を始末するというのはどうだ？　それならば、お前達にとって、任務の障害にはならないだろう」

ＧＭ／エージェント：「そういうことであれば、黒服を倒した後に、黒服が、我々を始末しようとしていたという証拠も見せてくれるんだよな？」

ＧＭ：そこはハッタリですね（笑）。では、今のを込みで＋１あげるので、〈説得〉どうぞ。

マッコイ：（コロコロ）２４になったから、＋８の、＋１の、達成値２０。

ＧＭ：ん！　まあ、人は自分の信じたいものを信じるものだしね。では、完全な信用はおけないけど、暫定的に、互いに手出しをしないということで、合意しました。