Eternal Smile > Reply Reply 『Re:Re』 第一幕
一同:(笑) GM:何だとぉー! 言ってくれおったなー! 闇影:とか言いながら、でも名乗るんですけど。「悪党がいるところ、地に怨嗟の声がこだまする。しかし、この闇影、ダークネス・シャッテンがいる限り、貴様に、未来はないのだ!」 GM:「おのれ闇影。よくぞここをかぎつけてきたものだ。しかし、ここが貴様の墓場となるアル!」そう言ってウー・ハンが手をばっと上げるとですね、近くにあった小型ピラミッドが、ズバーン、ズバーン、ズバーンって開いて、中からミイラ男のコスプレをした兵士がいっぱい。「特殊ミイラ兵ども、やってしまうアル!」ミイラ、ミイラ、ミイラ、ミイラー。 ディアン(以下ディ):○ッターマン? 闇影:「ふん、このような雑魚、数を揃えたところで何とする。ええーい、シュトゥルム・ウント・ドランクぅーっ!」(*1) GM:その瞬間、高速回転が始まり、砂嵐が(笑)。 闇影:で、砂嵐が収まるとですね、バラバラになったミイラ男もどきが、ずどどどどと積み上がって、そいつらがピラミッドをこう、形作る(笑)。 GM:「しかし! こんなものは序の口よ! ここからが本番アル!」とか言いながら、ウー・ハンが手を振り降ろして、何か巨大機動兵器らしき物が飛び出してきたところで、暗転します。 闇影:はい。 GM:お次はアンドレ。 アンドレ:うぃ。 GM:あなたはオーストラリアにいます。時間的には夕方ぐらい、オープンカフェか何かで、軽く食事をしていると、全身黒ずくめの男が歩いてきます。ヴィクトリア調の衣装をベースにして、それを近未来風に、パンクアレンジしたヤツ。 アンドレ:ほう。 GM:黒い肌に、白い髪。長いマフラーじみたものを巻いていて、ナイル人みたいな格好。にしては、ちょっと変だけど。そいつを見た瞬間、あなたが受けたのは、へらへらと、重火器を手に持って歩いているような印象。 ディ:実際は持ってないけど、ってことですね。 GM:うん。あれはヤバい。爆弾が歩いているようなものだ、と。そいつは、まるで自分の庭を歩くような態度で、町の真ん中を突っ切って、悠然と歩いています。 アンドレ:別に、周りの人は避けるでもなく? GM:やっぱ、恐怖心とかを感じるらしく、道が、どんどん分かれていきます。車道にも飛び出すんですけど、車の方が避ける(笑)。で、様子を見てると、何かこう、スキップじゃないんだけど・・・。 アンドレ:浮かれてる?(笑) GM:ちょっと浮かれてる。久々に休みが貰えた朝とか、そんな感じ。「あー、仕事終わったー、自由時間だ、何しようー」みたいな顔。 アンドレ:どうしようかなー。すっげぇ物騒そうなヤツだけど、 別に、何をしてるわけでもない。 GM:そうですね。ただ、何か起きたら、きっと大惨事になるだろうな、っていう。 アンドレ:とりあえず、宿の方向は同じだろうから、別に尾行るでもなく、たまたま方向一緒で、ちょっと離れて歩いていきます。 GM:では、しばらくすると、女の子がたったったーって走ってきて、その子の手にはアイスクリームが。 一同:あ(笑)。 GM:で、男とぶつかって、べちゃっ! とか やっちゃうわけですね。男は「うーん、どうしようかなー」みたいな顔。ボソッと呟いたのが聞こえたんですけど、「殺すか」 ディ:! GM:「でもまあ、今日は気分がいいからな、許してやるか」と言って、アイスを落としちゃって泣いてる女の子に、「ん? 何だガキ。アイスか」と言って、アイスクリーム屋さんにずんずん近づいていって、機械にバキッ! って手を突っ込んで、でけぇアイスをいくつも作って、「おい、ガキ、食え」 ディオルド:・・・バカだこいつ(笑)。 GM:「これでいいな? 俺の服が食っちまったからな」周りの人はびびってるんだけど、親御さんが謝るべきか逃げるべきか迷ってて、女の子は、「おじちゃん、ありがとうー!」「お兄ちゃんだ」(笑) アンドレ:平和だなー。 GM:ただ、あれが子どもじゃなかったら殺されてたな、みたいな感じではあった。 アンドレ:それを横目で見ながら、「あいつ、何者なんだろう。後で調べてみよう」と思いつつ、宿に帰ります。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |