Eternal Smile > RESCUE 『RESCUE』 第一幕
シュア:ヴァイキング、ばっちり来てますね。ヴィンランド・サガ(*3)参照って感じ。 GM:うん、今回の参考文献。で、広場には、すっ飛ばされて、手当てを受けている人とかがいるわけです。 セバス:じゃ、また扉を開けるか。がらがらがらがらー。 GM:そうすると、ホウキを持った女の子が駆け寄ってきます。 シュア:掃除好きか魔女かどちらかだね(笑)。場所が場所だけに。 GM:クリーム色のストレートヘアで、耳の横を細く三つ編みにしています。「み、皆さんは、誰ですか?!」 シュア:アイルの旗と、赤十字を出して、「ストームナイトです。救護に来ました!」 GM:「えっ、ストームナイトの方々なんですか!」 闇影:『左様! 我々こそ、正義の味方である。はっはっはっは!』 シュア:あ、もう分身しなくて大丈夫ですよ(笑)。 闇影:分身が一箇所にしゅーっと集まって、すたっと降ります。 GM:「え、えーと、その・・・」 シュア:「すいません、大軍勢では来てません(笑)。少数精鋭です。一応、救援物資も積んであるんで、搬出を手伝っていただければ、すぐ、医薬品だの食料品だの、出しますんで」 GM:「は、はいっ! 少し待っててくださいね!」と戻っていきます。 シュア:名前も名乗らずに、慌てんぼさんな人だなぁ。
シュア:「はい、そうです!」 GM:彼の名前はアルフレド、島のストームナイトたちのリーダーです。「レシル、ありがとう。持ち場に戻りなさい」三つ編みの女の子は、ホウキを持ったまま傍にいたんですが、声を掛けられてはっと顔を上げます。〈手掛かり分析〉どうぞ。 闇影:(コロコロ)あ、10振り足しだ。何故こんな時に。(コロコロ)達成値21。 GM:間違いなくこの子は、やって来た怪しい奴を追い払おうとして、ホウキを持ち出してきた、うっかり屋さんだ、というのが解ります。 闇影:「ほう、貴公の武器はホウキか。なるほど。また珍しいものを武器にしたものだ」 シュア:「珍しさが服着て歩いてる人に言われてもなー」(笑) 闇影:「いや、使えるものは何でも使うのが戦闘の基本である」 シュア:「そんなガチな人じゃないと思う(笑)。ほら、レシルさんが困った顔してる」 セバス:「まあ、そんなことより、この島を撤退する話はどうなった?」 マキシム:「完全に包囲されてる感じだったからな」 闇影:「どのぐらい船を沈めればいい?」できるだろうな、こいつひとりで。 シュア:ある程度はね。ただ厳しいッスよ、やっぱり、数の暴力が。
セバス:(真顔で)何でいるんだよ。「坊っちゃま、何故こんなところに!」 シュア:あれあれー、こんなところに。 GM/エマニエル:「な、何を言っているのかな。僕の名前は、ミスターエルだよ」 闇影:ナイルヒーローですね。間違いない。 セバス:「坊っちゃま一体何をしてらっしゃるんですか、こんなところで」 GM:(“正体”カードを指差して)あなたには解ります。坊っちゃんです。 シュア:僕にも解りますよ!(笑) 闇影:「ふむ、少年。ここに、俺の予備のマスクがある」 GM/エマニエル:「有難い!」 シュア:ダメだ、それをかぶっちゃ! 俺は今日からドイツのヒーロー! になっちゃうから(笑)。 GM:フォォォー! シュア:フォォォーは、ジャンプに載ってた、不思議な仮面のヒーロー(*5)! 闇影:赤地に、金色でインフィニティマーク(*6)とか。 シュア:それもダメ! しょうがないんで、サングラスを渡します。これを掛けていただければ、僕たちもオトナの対応をするのが楽になるんで。 セバス:「坊っちゃま、もういいですから」さすがにもう、開き直り始めました(笑)。「今日は一体何のために、ここにいらっしゃるのか、聞かせていただけますかのう」 GM/エマニエル:「正義の実践のために決まっているじゃないか、セバスチャン!」 セバス:「ほう、正義と。ここで何の正義を行うのですかのう?」 闇影:「何を言う。正義というのは、場所によるのではない。そこで困っている人がいるから行うものだ!」 GM/エマニエル:「素晴らしい! ここには、僕らだけでなく、数多くの人が残されている。彼らを無事に脱出させることこそ、僕の使命、そしてきみたちの使命だ!」 セバス:っていうか、ストームナイト以外もいるの? 一般兵? GM:一般人、いますよ。いっぱい。 シュア:ストームナイトだけなら、自分たちで何とかなるはず。一般人の数はどれくらい? ヘリ一往復で輸送できる範囲であれば・・・。 GM:50人ぐらい。それだけの人数が、教会の中に今いると思ってください。 シュア:最低2回だな。ぎゅうぎゅうにして2回。 GM/アルフレド:「申し訳ない。私の計算では、一往復で足りると思っていたのだが、残っている人間を、島中つぶさに探してみたならば、これだけの数に膨れ上がってしまった」 シュア:「50人も残ってくれただけで、万々歳だよ」 GM:「しかし、どうする?」と、ディアン。 マキシム:「戦況はどうなんだ? ヴァイキングは、どんな奴らだ?」 GM/アルフレド:「状況は芳しくない」 セバス:っていうか、囲まれてるんでしょ? 突入してこないだけでしょ。 シュア:そうだね。遠巻きではあるけれども。 GM/ディアン:「であれば、シュアの、変わったドラゴンに乗れるだけ乗るか、シュアには悪いが、的になってもらうかだろう」 マキシム:的かよ!(笑) シュア:「あー、いいよ、いいよ。全然いいよ。囮になるのは別に構わないんだけど・・・」 GM/ディアン:「そうだ、囮だ! すまない。言葉を間違えた」 シュア:「意味は通じてるからだいじょぶだよ。ドラゴンもツッコまないよ今更(笑)。ただほら、僕が囮になると、輸送力がなくなっちゃうのがネックだよね」 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |