Eternal Smile > RESCUE
 

 
TORGリプレイ

『RESCUE』

 

第一幕

 
シーン3 Parting

 
シュア:方向性は決まりました。リーダーのアルフレドさんに、「・・・というプランでやろうと思うんですよ。もし、この辺のダンジョンに潜ったことがある人がいれば、手を貸してもらえると助かります」

闇影:多分、ひとりぐらい、地下鉄の路線に詳しい人がいるはず。

GM:アルフレドは「了解した」と言って、魔法使いのスヴィンを同行させてくれます。

シュア:とりあえず、スヴィンさんの案内を受けながら、軽いダンジョン探索をしよう。

GM:それでは、ドラマチックな行動解決を始めます。1ラウンド目。(カードをめくる)ぶっ、いきなり出たぞ。「深刻な問題」。判定に誰も成功しなかった場合、初めからやり直しになってしまいます。

シュア:うわ。

闇影:1ラウンド目に出た方がまだまし。

GM:ゼロに戻るだけだからね。A段階、列車の確保ですが、難易度は、スヴィンがいるから、〈手掛かり分析〉または〈発見〉13でいいです。

セバス:(コロコロ)達成値17でございます。

マキシム:爺ちゃんすげぇな。俺もいい目出てるんだけどね。

GM:はーい。でもまだ見つけられていません。

闇影:「深刻な問題」だから、行く前にきっと道に迷ったに違いない。

GM:そうだね。道に迷いそうだったけど、迷わずに済んだ。2ラウンド目いきます。手順BD。

シュア:Aがない。始めらんないや。

GM3ラウンド目。ABD。Aが出ました。

セバス:探しまーす。(コロコロ)〈手掛かり分析〉19。

GM:ではセバスチャンは、スヴィンの道案内に従って、使えそうな列車を目敏く見つけます。

セバス:「石炭はどこじゃ石炭は?」(笑)

シュア:「えっとね、もっと奥の方にあるんじゃないかなー」

GM:そうすると、スヴィンが、「なるほど、きみは【ファイアーボール】の呪文の使い手か」と言います。

シュア:「(スヴィンに)あ、うん。(仲間に)ファイアーボールの触媒にはね、石炭が必要なんだよー」(*7

セバス:ものすごい適当だな。

シュア:もう慣れてるから。Bも出てるんで、そのままBに進んで大丈夫ですか?

GM:OK。

シュア:〈知識(機械工学)〉で直します。揃ってる時に、一気に稼ぎます。

GM:難易度は18。

シュア:ちょっと頑張ればいける。(コロコロ)ダブル(*8)!

マキシム:おー。強いなー。

シュア:よし、きてるきてる!〈知識(機械工学)〉23。

GM:はい。動くようになりました。

シュア:「動くぞ、こいつ!」ガンダム台詞(笑)。

GM4ラウンド目。手順AB、Cなし。

シュア:くそ、Cが来ないか。

GM:でも、列車は準備できたので、一般人の皆さんを少しずつ、誘導して乗せていっている感じですかね。

シュア:怪我人とか、女性とか、子どもとか、老人とか、とにかく力の弱い人から先に乗ってー。

セバス:わしも乗せてくれ(笑)。

シュア:お爺ちゃんは、ストームナイトの中の一番最初でいいよ!(笑)

GM:そうそう、レシルが乗っていくのも見えます。

セバス:あれ、ストームナイトじゃないんだね。

マキシム:うん。ストームナイトの人数には入ってなかった。

シュア:レシルさんに、「よろしくお願いします」と。面倒見のよさそうな方なんで。

GM/レシル:「え? あ、はい!」

シュア:「皆さん不安で、バタバタすると思いますから、落ち着かせてあげたりとか、僕たちのパイプ役として動いていただければ助かります」

GM/レシル:「大丈夫です! コナンのことは、私が面倒みますから!」

シュア:コナン?

GM:と、聞かれてもいないことを言って乗っていきます。

シュア:アイルでコナンとか言うと、すごく頼りになるシュワルツェネッガー知事みたいのがいるのかしら(笑)。

マキシム:俺みたいなのがいるのかな。

セバス:なんてグレート!

GM5ラウンド目。BD。

シュア:Cが来ないなー。

GM6ラウンド目。AB。Cが出ません。

シュア:厳しいなー。ちょっと焦り始めてきた。

闇影:次で出なかったら“イニシアチブ掌握”使いましょう。

GM:あ、そうだ。シュアは、そろそろヘリで出た方がいいかも。

シュア:そうですね。じゃあ、みんなが列車に乗り終わったら、「僕は陽動に出るねー」って言って、たったったーっと。

マキシム:「ひとりで大丈夫か?」

シュア:「大丈夫! まーかせて! 何かあったら、この無線機で・・・使える人いる?」(笑)

セバス:「きっとこう使うんじゃ。『もしもし?』」

シュア:「一応持っといて。何かあったら、連絡入れるから」

GM7ラウンド目。ABD。

闇影:ああー。それは掌握しましょう。

GM:解りました。引き直しですね。ABCD! 上空からは、ヴァイキングが島に押し寄せているのが見えます。

闇影:人影が見えなくなったら、そりゃ向こうも押し寄せてくるわな。ヴァイキング基本的に単純だし。

シュア:ってことで、僕は陽動を始めます。向こうが手を出したくなるけど届かないくらいの距離を、ぐるっとまわって。

GM:〈航空機操縦〉をどうぞ。

シュア:(コロコロ)ぱっと見でいいんですけど、どのくらいいそうですか?

GM:沢山!

シュア:ですよねー(笑)。頑張りどころかな。いや、きっとこの後で頑張りどころがきっとあるはずだ。〈航空機操縦〉20。

GM:「さっきの奴がいたぞ!」という感じですかね。追いかける者あり、「探せ! 島の奴等はどこへ行った!」的な者あり。必ずしもシュアに注意を引かれているわけではありません。

シュア:多分、責任感のあるアルフレドさんたちとかが、ぎりぎりまで残って、対空砲火とかして、時間を稼いでるんだろう、と思います。

GM:一方、地下の皆さん。CDが両方ともあります。

マキシム:あ、Dもやっちゃっていいのか。

セバス:Cの判定は?

GM:〈重量挙げ〉、難易度18です。

セバス:きみらの出番だ。さあ、頑張れ、脳筋ども!(笑)

シュア:アイル人のたしなみ、よろしく!

マキシム:(コロコロ)やべっ、マイナス5か。“アドレナリン”2枚使っちゃおう。これで17になる。“援助”1枚もらえますか?

闇影:いいですよ。では闇影は、彼が踏み込もうとして、敷き石で足を取られたのを見て、「何をしている! 足元をこう、踏ん張らんか!」というアドバイスをします。

マキシム:「すまん、闇影。いくぞ、ディアン!」

シュア:ゴゴゴゴゴゴ!(笑)

GM:と、列車が動き出したその時、ディアンは、後ろを振り返ります。
 

「・・・気付かれた」
 

セバス:ほうー。

シュア:向こうもアホではなかったか。

GM/ディアン:「セバスチャン、行け!」

セバス:あ、そうか、運転するの俺か。

闇影:ディはどうすんの?

GM残って足止めします。

マキシム:・・・・・。

セバス:「よし、任せろ。ここは頼むぞ!」とか言いながら、さっさと動かしまーす。(コロコロ)出目が12だから、〈地上車操縦〉14。

GM:1足りない。難易度は15です。

セバス:ポシ使います。(コロコロ)20。

GM:おおー!

セバス:(コロコロ)43。+12だから、26だよ。困ったねお爺ちゃん、どうしたのかね。

シュア:出目走ってますね、今日ね。

セバス:「早く乗れい、お前たち!」

GM/ディアン:「マキシミリアン。闇影。みんなを頼む」

マキシム:そっか、俺たちは列車の護衛をしなきゃいけないのか。

セバス:だから、早く乗りなさい、って話よ。

シュア:こっちは今、飛びながら、特に連絡がないということは、予定通り進んでて、列車は無事に行ったんだろうと判断する。下を見る。アルフレドさんたちはまだ迎撃している。うん、拾って帰ろう(笑)。間違いなくあの人たちは、死ぬまで残る気だ。

闇影:では私は、ディアンの手の中に、煙幕玉を押しこんで、「正面から立ち向かうだけが戦いではない。時には逃げることも戦いだ」と言って、離脱していきます。

マキシム:「無茶はするな。危なくなったらシュアと一緒にすぐ逃げるんだぞ」

闇影:そのための煙幕玉です。

シュア:言うこと聞いてくれるかなぁ?(笑)

マキシム:シュア、頼むよ。

セバス:最後に窓から首を出して、「奥方を泣かすなよ?」

マキシム:ナイスだ! そうだ。それを言っとかなきゃいけないな。

シュア:大丈夫、あいつ死亡フラグ立てんの忘れてたから(笑)。実は俺、故郷に彼女を置いて来てるんだよね、とか、このポシビリティ戦争が終わったら、とか言い出してないんで。

マキシム:言ってないから、大丈夫だ!

セバス:ということで、爺さんたちは離脱しまーす。

 
NEXT → その頃、上空のシュアにも、かつてない危機が迫っていた……
 


PREVIOUS

back to Replay Library

back to Eternal Smile


"Eternal Smile" Since 2002.02.02
Copyright (C) 2002-2020 Charmy. All Rights Reserved.

E-mail:charmy_s@mac.com