Eternal Smile > RESCUE 『RESCUE』 第三幕 GM:悪役先攻、高揚。よし、萎縮が消える! 闇影:はい、“イニシアチブ掌握”です。 GM:了解しました。今のは流して、引き直し。(カードをめくり)えええっ?! そんな馬鹿な!! 悪役逆転負け、後攻だよ! 闇影:よしっ! マキシム:やったー! シュア:そりゃ、どう考えてもトルウィンを見ちゃったからでしょ(笑)。多分、詠唱が途切れたんじゃないかな。 GM:うん。火球がかき消えました。「俺が、俺が、予言を止めるのだ! 俺自身の手で!」とか言って、取り乱しております。 闇影:ヒーロー側先攻なんで、私は、充分な警戒をしながら地下の方へ下りていきます。煙がもくもくとして、中でどうなってんのかな、今。 GM:じゃらっ、じゃらっと鎖が鳴り、「おい、お前、何を!」「動くな!」っていう声と、足音がします。 闇影:足音は何人分ぐらいか判りますか? GM:2、3人かな。 闇影:では駆け下りてそのまま、「シュトゥルム・ウント・ドランクぅーっ!」(*22) GM:〈武道〉でどうぞ。 闇影:(コロコロ)まず1人目、〈武道〉32。2人目・・・。 GM:もういいもういいもういい!(笑)すっ飛ばされた! 闇影:えー、私の疾風怒濤の攻撃が終わると、煙が晴れてですね、傷だらけでボロボロになったディアンと、それ以上にズタボロの状態で地面に倒れてる連中の姿が。 マキシム:ほうー。 GM/ディアン:「闇、影・・・、あまり、やりすぎるな・・・」 シュア:わ、ディはこの期に及んで人の心配か。さすがだな。 闇影:「なに、生きていれば充分だ」と言って、ゆっくりと近づいていって、このラウンドは終わりです。 GM:次の方どうぞ。 シュア:【シフト・ポシビリティ】を使おうと思います。 GM:グループパワー起動ですね。まず〈リアリティ〉判定をしてください。 シュア:はーい。(コロコロ)15で成功です。 GM:そしたら、参加する人は1ポシずつ出してください。 闇影:すいません、私、上の状況がわからないんで、参加できないです。 シュア:全然いいです。闇影さんはむしろ、ポシビリティを温存してください。僕はパワーの維持しかできないけど、2人の行動に対して、一緒にダイス振るんで、出目が良かったら使ってください! セバス:推奨行動は何? GM:〈トリック〉/〈威嚇〉です。 シュア:今のところ、〈トリック〉も高かったし、〈威圧〉も高かったし、〈挑発〉も高かった。 GM:ユーソリオン、魔法使いだからね。 シュア:そろそろ、相手の弱いところを見つけるために、〈間合い〉とか試してほしいかな。カードはもらえないけど、逆転負けなんで、押せると思うんですよ。 セバス:じゃあ、先に【ブレス】(*23)でマキシムの《敏捷度》上げちゃおうか。よっこいせ。(コロコロ)10、振り足し。(コロコロ)15。 GM:《敏捷度》が3上がりました。 セバス:あとはよろしく。因みにさ、逆転負けってことは、技能なしってことだよね? 闇影:いや、技能なしではないです。 シュア:単純に、何らかのトラブルが起きて、今だと呪文詠唱が破棄された。 GM:そりゃ呪文の詠唱止まるでしょ、トルウィン出てきたら。自分を殺すという予言の相手だもん。できすぎだよー。“イニシアチブ掌握”、絶妙のタイミングで使われたなー。 闇影:ふはははははは! セバス:まだ俺んトコに2枚あるんだよねー。 GM:ええっ?!(笑) マキシム:じゃあ〈間合い〉、基本値17になったから、やってみるか。(コロコロ)まわった。24。 シュア:僕も振りまーす。とう!(コロコロ)ポシ使います。(コロコロ)28まで行きました。 GM:では、出目28を使ってください。 マキシム:28だと+9。〈間合い〉26。 GM:通った! シュア:よし、技能なしになったぞ! マキシム:相手の脇をすり抜けて、後ろから剣を突きつける。「化けてやがったか!」 GM:「ちっ!」振り向いた。 シュア:振り向いたんですね? 〈トリック〉。『馬鹿め、後ろにトルウィン卿だっ!』 マキシム:うまい! GM:トルウィンに背を向けるなんて! ですね。 シュア:(コロコロ)元々〈トリック〉は高いから、19。 GM:成功! セバス:来たねー。 GM:1回ハメられると弱いんだってばー。 シュア:これは、ハメます! 申し訳ないけど! ドラマチックシーンで相手逆転負けとか、まず出ないもん。 GM:ユーソリオンは、マキシムに注意を取られてトルウィンに背中を向け、さらに振り返ってマキシムに背中を向け、ヴァイキング2人はまごまごし、「あっ、族長じゃなかったのに族長になった!」 闇影:馬鹿だなー、こいつら。 GM:無機質なスケルトンは、がっちゃがっちゃと、マキシムを殴るよ。(コロコロ)16。 マキシム:全然通んないッス。 シュア:「今のマキシムには当てられないよ。ね、お爺ちゃん」 セバス:「んー、わしの【ブレス】のおかげじゃのう」 セバス:“イニシアチブ掌握”。 GM:前のラウンドが維持されました。ヒーロー先攻、悪役逆転負けです。 一同:いえーい!(笑) マキシム:ぼっこぼこにしてやるぜ! 闇影:複数回行動。ディアンの縛めを叩き斬って、そのまんま、〈疾走〉で入口まで戻ってきます。 GM:ディアンは? 闇影:肩貸しましょうか。 GM:《筋力》判定。ディアンは《耐久力》11で、鎧を着てますから、難易度17でお願いします。 闇影:(コロコロ)ちょっとつらいな。 GM/ディアン:「闇影。オレはここから、自分で出られる。お前は、先に、行ってくれ」 闇影:それを聞いて、「すまん!」と言って走り出します。〈疾走〉達成値19なんで充分到着できますよね。 GM:大丈夫じゃないかな。ただし、ドア開けるのは次のラウンド。 闇影:入口までですね。オッケーです。 シュア:僕は【シフト・ポシビリティ】維持。ノーベル賞メダルを握りしめながら、「大丈夫、いける!」 セバス:推奨行動は〈トリック〉と〈威嚇〉だよね。〈威嚇〉の方が基本値高いから、威嚇射撃しまーす。当たったらラッキーぐらいで。(コロコロ)わ、気合い入ってねぇー。 GM:因みに、このラウンドが終わるとユーソリオンの技能なしは解けます。 シュア:だから、誰かが技能なしを維持しないといけない。でないと、どんな反撃を食らうか判らない。 セバス:とはいえ、出目4だったからなー。マキシム、頑張りたまえ。 マキシム:じゃあ、〈トリック〉で、剣で足をなぎ払う。「トルウィンを見てから、てめぇの足がフラフラしちまってんぞ。どうしたんだ?」(コロコロ)17。+4だから、〈トリック〉16。 GM:技能なし維持。ユーソリオンはたたらを踏みました。 闇影:それでも技能なし維持しかできないところが、えげつないよな。 シュア:押せ押せムードの割に、実は薄氷の上なんですよね。 GM:悪役側、ユーソリオン逆転負け2回目。さてどうしよう。 闇影:勿論、キャレドンに消えてもらうべきですよね! GM:あ、キャレドンに行動させるの忘れてた。 シュア:キャレドンも、逆転負けを食らってるわけですから、何らかの理由で動かなかった、っていうのもアリだと思います。一番理想的なのは、キャレドンが改めて死ぬ、っていうのが(笑)。 GM:飛びながらバランスを崩して、墜落してしまった、とかですね。 闇影:目の死んだキャレドンが、海の中であっぷあっぷしてるわけですね。 GM/ユーソリオン:「ちっ! だが、まだ俺には!」 シュア:『大丈夫、あれは死んでる。飛んでたのがおかしいんだ』 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |