REWRITE Act3 Scene2b-TORG Replay-

ＴＯＲＧリプレイ

『ＲＥＷＲＩＴＥ』

第三幕

シーン２　空へ・・・（承前）
（ラウンド進行＝戦闘シーン 1/2）

ＧＭ：スタンダード。ヒーロー先攻、悪役後攻。推奨行動は〈トリック〉／〈威嚇〉。とりあえず、アメリカの、軍の皆さんが、車で５台ほど出てまいりまして、発砲してきます。ユウイチの〈地上車操縦〉は？

ＧＭ：解りました。ではヒーロー側、どうぞ。シャトルまでは１ｋｍくらいです。

光：ユウイチにはもう、運転に専念してもらって、後ろはうちらで何とかしよう。

マキシム：うーん、俺、剣振るうことくらいしかできないからな。

光：「大事の前の小事！」座席ガチャンと外して、次のラウンドで、それを、後ろに向かって「えーい！」と放り投げる。

ＧＭ：それだったら、〈重量挙げ〉。ない場合は《筋力》。

光：あいよー。（コロコロ）６。足んねぇなー。でもさっさと終わらせたいから、“ヒーロー”。（コロコロ）１１。＋４で《筋力》が９だから、達成値１３。

ＧＭ：では座席がぶっ壊れます。やっつけで借りた車なんで、ボロかったみたいで。

ユウイチ：えー、壊した瞬間に、一言、「ピカル、弁償な」

光：「Ｏｈ！」ということで、それを抱えあげたトコまでです。

ディアン：「アーサー、何故、彼らは、オレたちを止めようとしている？」

ＧＭ：アーサーは、答えずに、「あそこまで行っていただければ結構です」と言います。

光：だから、うちらの選択としては、アーサーを送り届けることのみだ。

ユウイチ：最悪、一緒に乗り込んじゃうってのも手だよね。あ、そういえば、教授はどうした？

ＧＭ：教授は、楽しそうに後ろの荷台に。ヒャッホウですよ。

ＧＭ：え、「教授、きょうじゅ！」とか言いながら、喜んでついてきてますよ。

ＧＭ：「教授、私たち、犯罪者みたいですね！」「小さなことは気にするな（笑）。どうせ俺は、学会から追放された身だ」

ユウイチ：「（ジョシュの声色で）教授、カッコいいですー！」

ＧＭ：「（声を潜めて）何かあれば、リビングランドに逃げ込めばいいんだよ」おーい、言っていいのかよそんなこと！

光：しまった、悪を見過ごせねぇ、俺！（笑）とりあえず教授、後で一発殴る方向で。

ユウイチ：では、私は〈地上車操縦〉で加速して、相手をまこうとしましょう。

光：とりあえず、性能の限界を超えた車の運転をしてもらえれば。

リリアン：ここで、偉業並みの達成値を出すと、マリオカート並みの運転ができるんだね。

ユウイチ：やってみる。とぁーっ！（コロコロ）＋３だから、１７だけど、もう一押ししといた方がいいかな。“ひらめき”使って達成値２０にする。

ＧＭ：おおー。ではあなたのドライビングテクニックにより、性能限界以上のスピードを見せた車は、悲鳴を上げつつではありますが、他の車を突き放していきます。

ＧＭ：悪役側は、追いかけながら後ろからバンバンバンバン撃ってきますが、当たりません。

ＧＭ：ヒーロー先攻、疾風、悪役後攻、推奨行動は〈攻撃〉／〈挑発〉。

ＧＭ：はい、どうぞ。〈投擲武器〉、なければ《敏捷度》で。とりあえず後ろからは５台来てるけど、５台まとめていきます？

光：５台まとめていっとくか！（コロコロ）１５。まずポシビリティを使って、（コロコロ）３０ジャスト。“ドラマ”使って（コロコロ）２０！

光：じゃあ、５０で、＋１３、“アクション”足して達成値２５。

ＧＭ：はい。そうすると、先頭の１台に命中して、ガン、ガン、ガガン！　みたいな玉突きに。

ＧＭ：因みに、椅子を投げる瞬間までに、マスターから一応警告しますけど、投げると、多分そんな感じの絵面になる、と思うんですよ。いいですか？

光：（はたと気づいて）あ、しまった（笑）。いや、だいじょぶだいじょぶ。ここナイルじゃないんで、爆発しない。

ＧＭ：そうではなくて、あなたの正義の心がですね、俺が椅子投げると、ああなって、こうなって、そうなる、っていうのを許すかどうかですよ。

光：投げること自体はもう、止まらないな。あとは自分がどうするかだな。それは投げてから苦悩しますんで（笑）。

ＧＭ：一応マスターからイエローカード１枚出しときますよ（笑）。真面目な話。あなたナイルヒーローだから。

ＧＭ：ということで、後ろの方は、ああなってこうなって、そうなりました（笑）。演出はおざなりですが、状況としては、ヤバいです。死人はともかく、怪我人が出たのは確定なんで。

ＧＭ：ではそれで、追っ手を潰して、シャトルのところに辿り着きました。戦闘終了になります。