Eternal Smile > REWRITE 『REWRITE』 第三幕GM:ドラマチックシーン。悪役先攻、ヒーロー後攻、推奨行動は〈攻撃〉/〈挑発〉。今回、暫定的な悪役であるロン・ウーくんは、とりあえず、防御姿勢ですね。もうひとりの、立場的には悪役になっている、アーサーは、急いで、シャトルに乗り込みます。では、ヒーロー側どうぞ。ここから先、カードは場に置かないと使えません。 リリアン:そうだGM、煙が見えてて、一戦交えそうだなと思ってるから、マインド・ブースター入れてるよ。 GM:はい。戦闘に入る前に、矛盾チェックだけしといてください。1振ったらリンクが切れます。 リリアン:(コロコロ)うん、平気。 光:じゃ、いきますわー。ロン・ウーに対して〈挑発〉。「確かに、友を信じて行かせるのは、男としての役目かもしれない。しかし僕は、仲間として、あいつを助けてやりたいんだ。お前にそんなことを言われる筋合いはない!」 GM:どうぞ。 光:(コロコロ)1? マキシム:おいおい! 光:あー、悔しいな、これ。 GM:そうすると、彼は、お前の言うことも解るけどなって目で、「悪りぃけど、俺も、譲れねぇのよ」 マキシム:どうしよう。ディアンは、アーサーを追っかけたいんだよね。 ディアン:(頷く) マキシム:それだったら〈挑発〉とかじゃなくて、〈攻撃〉を仕掛けるのも手だよな。多分向こうはそれで、隙ができるから。〈間合い〉か何かで、行ってくれればいいからさ。 リリアン:うん、確かに。押し込んで、道を作っちゃうわけだね。 マキシム:じゃあ〈攻撃〉で。一応、手加減はしますよ。 GM:スタンダメージで、殴る、という宣言ですね。では、殴ろうとしましたが、既に、奥義・龍飛翔によって、あなたは不敗の位置を相手にキープされているので、攻撃することはできません。 マキシム:ええっ! キャンセルで何、もう俺行動終わり? GM:はい。 マキシム:嘘ぉ! GM:そして、TORGのルールでは、〈武道〉を知らない相手に対して、〈武道〉持ちは、+1のアドバンテージを常に得ます。つまり、知られていないことによって、彼はあなたたちと、この人数差をやりあっているわけです。 マキシム:〈武道〉強ぇ・・・。 光:ってことは、攻撃できんの俺だけ? GM:はい、そうです。 光:じゃあもう役割は決まったな。俺が赤いのを無力化するから、3人で、アーサーを何とかしてくれ。 マキシム:そうだね。ここは光に任せて、〈間合い〉ですり抜けちゃおう。 ユウイチ:おれはロン・ウーの〈説得〉にまわろうかな。知り合いなのは、おれだけじゃん、多分。 ディアン:うん。 リリアン:だな。 光:あ、そうか。であれば、友情を深めといてもらおう。 ユウイチ:というか、訊きたいことは山のようにあるんだけど。 光:じゃあ、それを訊いてもらって。 ユウイチ:では、「ロンの旦那! 一体どういう了見で、ここに来てるんだい?」 GM/ロン・ウー:「そりゃあ、だって、傭兵が雇われたら、仕事すんのが当たり前だろ? ユウイチ:「誰に? まあ、何となーく、考えられるのはもう、おれらを追いかけてる奴らくらいだけどな」 GM/ロン・ウー:「いや、俺はあいつに雇われた」 ユウイチ:「あいつ?」 光:アーサーに雇われたんだ。 GM/ロン・ウー:「貰った以上、仕事はしなきゃなんねぇ。俺はあいつを助けるっていう風に、仕事を請け負ったんでな」 ユウイチ:「その結果、自分の人生全てがなくなったとしても、手伝うってことかい?」 GM/ロン・ウー:「それはあんたに、飛行機捨ててもいいのか、って訊いてるのと同じじゃねぇの?」 ユウイチ:「違う。あいつを行かせることによって、お前さんの人生もなくなるかもしれないんだぞ」 GM:首を振って、「細かい話は、わからねぇけど、それでも、雇われた以上は、やるもんだ」と。 ディアン:「事情も知らずに、金だけで、動いているのか」と〈挑発〉します。 マキシム:あ、うまいな。 ディアン:(コロコロ)4か・・・。流す。 GM:ではそうすると、「金だけじゃ動けねぇよ。あいつのやろうとしていることが、果たしていいか悪いかはわからねぇが、あいつが巧くいく方に、俺は乗っただけのことだ」 ユウイチ:「なら、何故あいつは、おれたちに対して、『そんなことやりたくない!』と2つの心を持って言ってるのかな?」 GM/ロン・ウー:「あいつは、お前たちと別れなければならないことに関しては、気にしていたようだな。ただ、お前たちを裏切ったワケじゃねぇんだろうよ」 ディアン:「アーサーを、助けたいのは、オレたちも一緒だ! 何故、オレたちを止める?」 GM/ロン・ウー:「あいつのやろうとしていることのためにならないからだ」 ディアン:「だが、お前は、アーサーが、やろうとしていることを、知らないのだろう? 何故、オレたちが、アーサーを、止めようとするのが、間違いだと、言い切れる?」 GM:そうすると、彼はふっと笑って、「悪りぃが、ここで正当論議をする気は毛頭ねぇ」 光:だな。そして俺もロン・ウーの意見の尻馬に乗って、「確かに、彼も僕も、正義の心を持っているのは一緒だ」と、納得してしまう。「けど、僕は僕の信じた道を行きたい。だから君は・・・、君は・・・っ!」とか言って、さっきの5台の車を思い出しながら、「僕は、進まなきゃならない!」って、殴り掛かろうとするんだよ(笑)。 リリアン:いい加減、変身しろよ。 GM:うん、そろそろ変身した方がいいと思うな。 ユウイチ:「進まなきゃならない!」で、光ってみようか。 光:とりあえず次のラウンドに変身する方向で。はっきり言って、今俺たちは、ロン・ウーに対して、言葉では勝てないんだよ。 GM:では、一通り終わったところで、ユウイチは判定として〈説得〉をやるんだったら、振ってください。もしやらないんだったら、今のやり取りで、終了になります。 ユウイチ:一応、判定をやってみましょう。技能ないけどね。(コロコロ)7だから、ま、普通ですね。流します。 GM:リリアン。 リリアン:はい。下ではそんな風にどんちゃかやってるわけですね。 GM:どんちゃかやってるのが判ります。 リリアン:そしたらね、「ふぅ」って思いながら、さっきの、マル秘って書いてあった資料を、胸のところに入れて、シャトルの根元に円盤が突っ込むように、最後のコース調整をしながら、脱出ボタンをぴっと押す。 GM:はい。そうすると、他の皆さんは、UFOみたいなものがばーっと加速して突っ込んできて、2つ目のパラシュートが開いた、というのが判ります。 リリアン:そのまんま、パラシュートをギリギリで切り離して着地して、ロン・ウーの目の前にすっくと立ってあげたいんだけどな。 マキシム:カッコいいー。 GM:あー、それは〈軽業〉で。複数回行動だから、さらに難易度上げます。 リリアン:〈軽業〉ねぇぞ。《敏捷度》8からスタート。(コロコロ)15。ポシビリティ使います。(コロコロ)31。えーとね、18と言ってとりあえず、立ってみる。 GM:では、ギリギリまで減速して、切り離して、ドスッって降りて、ぐるぐるぐる、ゴロゴロゴロっていう風に、衝撃を逃がして。UFOがぶつかるのは、次のラウンドということでいいですか? リリアン:それでいいよ。すっくと立って、「お久しぶりね、ロン・ウー」って言って、そこで手番を終了させよう。 ディアン:「リ・・・リリアン?!」 GM:なるほど。 ユウイチ:リリアン来襲(笑)。 光:オイシいなー。 GM:というところで、2ラウンド目いきますよ。皆さんカード出しましたね。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |