Eternal Smile > Samurai Overdrive 『Samurai Overdrive!』 第四幕
GM:悪役先攻、ヒーロー後攻、疲労。全員2ショック食らっといてください。推奨行動は〈間合い〉/〈威圧〉。 リリアン:ゴスポグって、ポシビリティ使う? ディアン:いいえ、持ってないです。だから、振り足し放題。ただ、先手を取られてるから、何とかしのいで。 GM:あと、超硬い鎧着てます。 リリアン:うん、メンタル攻撃だな。 ディアン:ただ、ゴスポグには効かないかも。 GM:効くけど高いよー。だってリリアン用だもーん。ということで、リリアンを攻撃しまーす。(コロコロ)〈白兵戦〉14と言って当てます。 リリアン:〈格闘〉で避けるしかないね。(コロコロ)ポシ使います。(コロコロ)14と言って避ける。 GM:同値だと当たります。ダメージは17点。 リリアン:あら。こっちは前もらった、いいレザーだから、アーマー基本値12になってる。 GM:2ショックダメージ。大事なのは、あなたをフリーにしないこと! だって、儀式を止められなければこっちの勝ち! リリアン:まったく、何をやっているんだか。 ユウイチ:わたしは、装置を壊す作業に入りますよ。 GM:あ、後ろ2体のゴスポグが、あなたを攻撃します。避けると作業の手が止まりますが、よろしいですか? ディアン:すまない! 2発食らって! GM:ひどい! ひどいこと言ってる! リリアン:っていうか、何のためにいい装備着てるの? マキシム:そうだ、撃たれるためだ!(笑) GM:(コロコロ)〈銃器戦闘〉15と言って当てる。ダメージが17点。 闇影:アーマー基本値16だから、1ショックしか受けないです。 GM:・・・これが金の力か!(笑) ユウイチ:ありがとうお金! ありがとうニッポン! おかげでおれは何とか助かってるよ。 GM:では、決闘中の忍者!・・・まずは見つけるところからだった。 闇影:そう。お互いに隠行した相手を見つけないとダメ。 GM:複数回行動で、〈発見〉した後、必殺技!(コロコロ)ポシビリティを使います。 闇影:それは打ち消しますね。 GM:活劇の法則(*34)を使います! 闇影:それも打ち消してあげます。 GM:こうしてお互いにポシビリティがガンガン減っていきます! 凄まじい消耗戦です。25と言って見つける。 闇影:無理です。こっちの〈隠れ身〉は35。 GM:うわ、見つかんねえ! 残像だった! 闇影:こっちも〈発見〉します。(コロコロ)21は多分届かない。 GM:はい、見つかりません。お互いに、技名を叫んだだけ。 ディアン:視聴者たちは、「どこだよ、声しか聞こえねえ!」 マキシム:絵的につまんないよね。 GM:ジェイクが、「何この絵面! 数字取れると思ったのに、しょっぱいにも程があるわ! あんたたち、派手に忍術使いなさいよ!」って叫んだところで、幻夢斎。「では行くぞ。手加減なし。百人剣!」(コロコロ)ん! 100人に分裂した! 闇影:それだけかい。 GM:そのまま、斬りかかるぜ! とう!(コロコロ) ディアン:それは複数回行動じゃなくて、別ロールなんですか? GM:別ロールです。 マキシム:ん? 別ロール? 闇影:あ、ちょっと待って。1ラウンドに使える〈武道〉はひとつだけですよ。 GM:うん!(にっこり)“警戒”使います? マキシム:勿論勿論。どういうことだよ? リリアン:要するに、2人いるってことでしょ。それか、ホントに100人いるか。 GM:ホントに100人いる!(笑) マキシム:ええーっ?! GM:本物はひとりで、99人の忍者が後ろにいる! 100人がかり! 闇影:因みに、これは卑怯な行動じゃありません。何故なら、彼は、武道家じゃないからです。 GM:その通りでーす! 別に決闘じゃないし、バレなければ問題ない! マキシム:きったねえ! こいつ、風上にも置けねえ。カッコいいと思ってたのに! 闇影:ニッポンテックの人間に対して、卑怯、卑劣、恥知らずは、褒め言葉。 マキシム:積極防御は、〈白兵戦〉で、対応するんだよね。 GM:はい。まず当たるだろう。そちらの達成値は幾つになりました? マキシム:(コロコロ)えーとね、〈白兵戦〉31。 GM:え? 100人足しても足んないの? マジで?(笑) ディアン:【ブレス】掛けたもん!(ドヤ顔) マキシム:やっぱしょぼいや、こいつ! GM:“警戒”カード使ったから判るんだけど、全部実体だ、これ!(笑)忍者99人が、仮隠行やって攻撃した、仮隠行やって攻撃した。 闇影:えっ、仮隠行できる忍者を99人も集めたの? すげー! GM:うん! そのために名を売って金を集めたのだ。 闇影:仮隠行するためには、全員が〈武道〉持ちじゃないとダメだから、こいつら全員ポシビリティ能力者。 ディアン:きっついだろ、それ! GM:でもこいつら99人ひとまとめ扱いなんで。さらに、幻夢斎ひとりに対して99人がブースト(協力行動)してるだけなんで、基本値を高くしてます。そういう処理です。 マキシム:わかりました。 GM:悪役の行動は終了。ヒーロー側、反撃どうぞ。ユウイチは、積極防御してないから、動けます。 ユウイチ:では、〈知識(機械工学)〉で、装置の構造を調べます。 リリアン:何言ってんの今更。考えずに単純にフライパンで壊せって。 ユウイチ:ええーっ?! マキシム:何だそれ! ディアン:機械工学関係ねえ! リリアン:なんか最近、バーバリアンと付き合ってて、考え方がシンプルに(笑)。 GM:ひどい、ひどいや。だったらせめて、〈知識(機械工学)〉で、どこを開けて、どこにフライパンを突っ込むかを調べましょう。 ユウイチ:(コロコロ)達成値17。 GM:その数値なら大丈夫。ここに突っ込めば、ショートする、みたいな。 ユウイチ:やるのは次のラウンド? それとも今やっていい? GM:今でいいです。がしゃっ! バチバチバチバチーッ! ユウイチ:ああー。 GM:東京ドーム中の照明が、一瞬落ちて、真っ暗になります。もうちょっとしたら非常照明に切り替わるはず。そんなわけで、ディ。 ディアン:「・・・カナワ殿」 GM/金輪:「何でしょう?」 ディアン:「オレの相棒の、一騎打ちが、妨害されそうになっている。カナワ殿の力で、この建物の外から、誰も入れないようにしてくれ! 頼む!」 ユウイチ:ああー。 リリアン:おおー。 闇影:そうやるのはアリかー。 ディアン:と言って土下座します! GM:おおー! ではそれをやりそうになったら、「そこまでする必要はありません。貴方のような方に頭を下げていただくのは、とても名誉なことなのです」と言って、苦笑しながら、「面(おもて)をお上げください、ディアン卿。貴方は膝を屈するような方ではないはずです。そうでしょう?」 ディアン:・・・・・。 GM:「しかしその心意気は受け取りました。私にできることはいたしましょう」と言って、ラップトップコンピュータを開いて、キーを叩く素振りをしながら、「止めろ大黒(だいこく)」 ユウイチ:ん? GM:そうすると、ディからは見えませんが、ラップトップコンピュータの、画面上に、文字が現れます。『いいのか? 強力なストームナイトだぞ。ここで始末した方が、後々のためではないのか?』 ディアン:ダークネスデバイスと話してるんですよね。オレはそれに気付かないけどね。 GM:金輪龍一が首を軽く振ると、『・・・了解』と文字が出て、「私の周りの者に、連絡を入れておきました」 ディアン:「すごい魔法だな」 GM/金輪:「貴方たちには及びません。では、私はここで試合を見て行きますが・・・おや、停電ですか。何か起こったんでしょうかね。どうされますか、ディアン卿? 私の読みでは、ここを見逃すと、終わってしまうかもしれませんよ?」 ディアン:それを聞いて、リングの方を振り返ります。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |