Eternal Smile > Samurai Overdrive 『Samurai Overdrive!』 第四幕 GM:悪役先攻、ヒーロー後攻。推奨行動〈攻撃〉/〈挑発〉。悪役側の行動ですが、急に暗転したことで、100人のうちひとりだけ、戸惑います。本人!(笑) 闇影:あ、そうかそうか。忍者は、暗闇関係ねぇから。 ディアン:最悪だこいつ! ユウイチ:とりあえず、ふっ飛ばしちまえば? マキシム:うん。こいつひとり片付ければ。 GM:あとは雇われ忍者だから、消えるよ(笑)。 闇影:それ以上命を賭ける必要なくなるからね。 GM:ってことで、ブランシェットは再び、〈発見〉。(コロコロ)あー、全然ダメ。 闇影:こっちも〈発見〉です。(コロコロ)ここで“ドラマ”カードを切りましょう。(コロコロ)〈発見〉が、24。 GM:見つかりました! 23でした! ディアン:よし!(拍手) リリアン:終わったな。 GM:99人の忍者は、本体が動かないので、動きを合わせる都合上、動けません(笑)。 マキシム:じゃあ、攻撃で、えーと、血を流しちゃまずいんだよね。 リリアン:鞘ごと殴りゃあいいじゃない。東京ドームだから、ホームランしてあげたら? マキシム:もはやこいつ、斬り捨てる必要もない。(コロコロ)ポシ使いましょう。 GM:どうぞ! マキシム:(コロコロ)〈白兵戦〉で38。 GM:確認しますけど、ひとり? 100人? マキシム:もう、ひとりでいいね。剣の鞘でぶん殴ります。33ダメージ。 リリアン:愛妻パワーだ。 GM:ん! ホームランだね(笑)。 ディアン:どこまで飛んでった? GM:あなたのいる、レフトスタンド観覧席まで!(笑)弾丸ライナーですよ。 リリアン:士道不覚悟ぉー! マキシム:「お前の剣は曇っている。お前に剣を振るう資格はない!」 GM:どがーん! って叩きつけられて、壁にめり込みます。 ディアン:驚いて、カナワ殿の表情を思わず見ちゃうけど。 GM:金輪龍一は、涼しい顔をしています。99人の忍者は、「契約、完了っ!」 闇影:「散っ!」ひゅんひゅんひゅんひゅんひゅん!(笑) リリアン:そしたら、ここで“アイデア”を使おうか。ゴスポグ侍たちに、敵対行動を取らせないようにして、あたしたちが試合会場に入る方法を、GMが出してくれるはず。 マキシム:結構無茶だね。 リリアン:それを三行でヨロ。 GM:えーと、「あの人を/殴らせれば/いいんじゃね?」(笑) リリアン:確かに、あたし用の敵だから、殴られれば弱い筈ね。とりあえず、ソレイユのモノフィラメント・ウィップ(*35)が炸裂するってことで。 ディアン:なるほど。 GM:じゃ、それで。ウィップぅー! ぴーん!「おねーさん、ひっさつしごとにんです!」(笑) リリアン:「あんた、いつの間にテレビ見てたの? 夜遅くにやってる番組なのに!」 GM/ソレイユ:「だって・・・だってみんな、ソレイユをひとりぼっちにするんだもん。ということで、おねーさん、いってきてくださーい」 マキシム:強ぇ。 リリアン:「私は恐ろしい妹を持ったもんだわ」って言いながら、中に入っていってあげよう。 ユウイチ:おれは? GM:そうすると、ぷるるるーっと電話が鳴って、『カゲヤマ様カゲヤマ様。飛行機の搬送が終わりました。屋形船と一緒に浮いております。サービスで、一発試射していただけますけど(*36)、いかがですか?』 ユウイチ:いやいやいやいや!(笑) 闇影:ダメージ基本値32だからね。 マキシム:ふっ飛ばしてくれるね。 ユウイチ:ええーっ?! 闇影:大丈夫。ミサイルじゃないもん。レールガンって、通常砲扱いだから。 ユウイチ:おれたちは? リリアン:射線からずれれば大丈夫だって。 GM:〈砲門〉技能はあなたの数値を使っていいですよ、ユウイチさん! リリアン:あれだよね、同じ社内でもめても、売り上げ上がった方が勝ちだからね。 GM:一発ぐらい、全然全然! これで虜になってくれれば! ユウイチ:じゃあ、せっかくだから〈砲門〉で。とう!(コロコロ)+3で、達成値18。 GM:避けないから当たるんだけど、ダメージ次第かな。 ユウイチ:ダメージは32+3で、35。 GM:こんだけいっぱい遮蔽物があるけど、まぁ、無理だな。貫通した! どぉーん! バチバチバチバチー。 リリアン:おおー。 GM:『いかがですか? 我が社の商品は』 ユウイチ:「最高でーす!」(笑) リリアン:ハマりやがった。 GM:『これからも、とある金輪のレールガン、よろしくお願いいたしまーす!』 闇影:唯一問題があるとしたら、使うたびに、〈リアリティ〉チェックしなきゃいけないことだね。 ユウイチ:使うことがあればね。使う時にはみんなからちゃんともらうから。 GM:ってことで、行動してない人はいるかな? ディアン:金輪龍一に、「ありがとう。相棒を、祝福してくる」と言って、背を向けて、階段を下りて行きます。 GM:はい、わかりました。では、金輪龍一はニヤッと笑って、「なるほど」と。みんなの様子を何となく察してる風で、その代表としてディの背中を見ながら、「あれが、ユーソリオン卿を退けたストームナイトか。面白い」 ユウイチ:お、おれらはやってないからな? GM:きみたち全体を指してるから。要するに、抵抗勢力にも骨のある奴らがいるな、みたいな言い方。
マキシム:結局最後はそれか。 闇影:悪かったなー、しょっぱくて! GM:違約金が欲しいくらいよ! あの闇影とかいうの! 闇影:我らの速度についてこれぬお前たちが悪い! GM:ひどいことを言うな!(笑)というわけで、非常照明になって、観客が出口に向かって誘導されている最中に、金輪龍一がリターンキーをたん、と押すと、最後の仕掛けが出て参ります。
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