Eternal Smile > Show Must Go On TORGリプレイ 『Show Must Go On』第二幕 ソウジ:そうですね。ディアンとちょっと話してみて、うん、これは下手に話すと、猪突猛進的な感じで、行ってしまうな、というのを感じました。 ディ:あと、下手をすると、オレがファラオ暗殺の実行犯にされかねない。 アン:または、あたしが疑われそうだね。 GM:そうすると、ここから先は分業制になるわけですね。適材適所、腹芸のできない人は置いといて(笑)、できる人で対応する。 バロン:ああ、なるほどなるほど。 ソウジ:香川くん的には、最初にアンさんに話すんじゃないかな。一番自分と似てる感じですし。 ディ:だったらオレ、シーン外で、荷運びの手伝いしてるよ。 ソウジ:アンさんを呼んで、ディアンに聞こえないように、「かくかくしかじかで、こういう話があったから、そのつもりで、調査をしてほしい」と伝えましょう。 GM:アンは、逆に、罪を被せられそうだな、とか、利用されそうだな、ってニュアンスは受け取って構いません。 ソウジ:話に乗るフリをして、より深く内情を探る、みたいなやり方も面白そうですね。 ディ:ただ、欠点は、アンが向こうに取り込まれちゃうと、情報交換が難しくなったり、自由に動けなくなる。 ソウジ:そこはバロンに、「オーブラザー!」って、親しげに近づいてもらえばいい。どっちの側に行っても違和感なさそう。 バロン:Yeah!(笑) GM:因みに、“アイデア”カードがあるので、ブレイクスルーが欲しくなったら、「何かわかりませんか?」って訊いちゃって構いません。 アン:であれば、本来の暗殺方法が知りたい。我々が来たのは偶然ですよね。 GM:ですです。 アン:本来、何を使うつもりだったのか。どっちにしても、あたしじゃないっていう証拠をいつでも示せるようにしとこう。後々、暴き立てるために。 ソウジ:うーん、団長クラスじゃないと知らない情報っぽいですね。 アン:隠れて話を聞くとかだったら、〈隠れ身〉使えませんか? 〈隠れ身〉は13ある。 ソウジ:18あります(笑)。 GM:そうね。こっちプロ。《敏捷度》高いし。 ソウジ:あと、GMが密輸うんちゃらの話を出してきたってことは、絶対そっちが何らかの形で繋がってて、最終的にまとまるんだろうから、そっちも調べないと。ね、GM!(笑) GM:な、何かな? 確かTORG初めてでしたよね? ソウジ:ああ、こんなところに“アイデア”という素敵なカードが! 僕困ってるんですよー。 GM:僕も今困ってるんですけど(笑)。使ってもいいですよ。ただ、“アイデア”はパーティリソース的なものなので、使う場合は、何を訊くか、パーティで相談するといいと思います。というわけで、ガタンゴトン、ガタンゴトンと、列車は進んでいきます。次に動きたい人はいますか? バロン:じゃあ、少し時間が戻ります。ちょうど、猛獣使いのグレイとソウジが話そうとしてるところで、「お、ニンジャヒーロー!」と思って、後ろからついて行きます。そして、こっそり話を聞きます。「お、ヤバびー!」(笑) ディ:ノリが軽いな。 バロン:「つまり、積み荷の中に、何かあるんじゃない?」というわけで、後ろの車両に向かいます。 ディ:バロンに気づいて、どこへ行くんだろう、とそっちを見る。 アン:ディアンに、「荷運びは終わったのかい? 疲れただろう。水でもどうだ」中身は酒です(笑)。 ディ:グラスをもらって、ごくっ、と飲んだ瞬間に、「!?」目を回して、アンにしなだれかかる。ぐだーっ。 アン:「ああ、はいはい。よっぽど疲れたんだね。水一杯でこんなになるなんてね」 GM:舟を漕ぐというか何というか、列車と同じ方向に揺れ始めました(笑)。 アン:自分が寝転んでた椅子に寝かせて、水にタオルを浸して、絞ったタオルを額に乗せて、そのまま傍に座る。「・・・まさかこんなに弱いとはね」(*6) バロン:「ヒーローもお疲れか。よっしゃ、俺がヒーローになってくるぜ!」 GM:後ろの車両には、団員が家族ごと暮らしている、居住スペースもあれば、動物のカーゴスペースもあります。ゾウとかライオンとかトラとかクマとかがいます。 バロン:Oh、今日も臭うぜブラザー! GM:その人(?)たちはですね、あなたが通ると、おとなしくなります(笑)。『あ、どうも先輩!』みたいな空気を漂わせます。 ソウジ:『先輩、ちーっす、ちーっす!』 ディ(睡眠中):実は動物の世話係なのかも。 バロン:そうですね、グレイよりマブダチかもしれません。〈発見〉で、荷を調べてみます。(コロコロ)ひゃあああー! GM:大丈夫、1でも別にリンクは切れたりしません。 ディ(睡眠中):ポシで振り足しか、“やり直し”カードか。 GM:別の方向性でいく手もありますよ。探してみたけどわかんなかった、じゃあ、話聞いてみるか、って。 ソウジ:ちーっす、ちーっす言ってる子たちに聞いてみる。動物の前だと、さすがに、油断するでしょうし。 GM:もし動物と話すんだったら、〈獣化〉で振ってみてください。 バロン:話せちゃうんですか! GM:その代わり、ここで1を振ると、リンクが切れます。 ソウジ:いや、2連荘で1はないですよ。大丈夫大丈夫。 バロン:これ、フラグっぽいです。頼むぜー。(コロコロ)1だ!(笑) GM:いぇーい、フラグでしたー! アン:自分で言わなきゃいいのに! ディ(睡眠中):そうだった、1は伝染するんだ(*7)。 GM:暗ーい感じが消えて、なんか、生きてるっていいな! みたいな、明るい気持ちになってきたよ! バロン:こ、これがヒーローか! アン:ポシビリティとか使えないんだっけ。 GM:使ってもリンク切れは打ち消せないです。“やり直し”カードは可です。 バロン:・・・“やり直し”する。 GM:ホントに心配だったら、1ポシ使ってバブルを張るといいよ(笑)。 ソウジ:いや、さすがにない、と思いたいですが。 バロン:(コロコロ)4。 ディ(睡眠中):1じゃなければセーフです。 バロン:ポシで振り足します。(コロコロ)うわー! GM:すごいですね。4回振って1、1、4、1。 バロン:10扱いだから、14。〈獣化〉達成値15。 GM:では、言葉が通じるようになりました。向こうは所詮、普通の動物なので、ゾウとかライオンとかが、あなたに平伏して、『な、なんでしょうか?』 バロン:『ようブラザーズ。ここいらで、物騒なものを何か見なかったか?』 GM:『物騒なもの?』って言って、動物たちが一斉にあなたを見るんですけど(笑)。 バロン:『No! 俺じゃねえ、俺じゃねえ』 GM:『そうなんですか。実は、別のコンテナに、新入りが乗ってまして』『確か、hong kongってところから・・・』 ディ(睡眠中):今、hong kongって言った!(笑) GM:『僕たちとは違う、スター選手みたいのが来てるらしい』『ファラオ用のサプライズなんだってー』『助っ人外国人ってやつ?』 バロン:New boy! Oh yeah! アン:もしかしたら、映画だと、美女に対して、おとなしくなりそうなヤツかな。 ソウジ:な、なんか、状況がよく読めてないんだけど。 GM:『あと、クラウンの中に、ひとり、すげぇ剣呑な奴がいるんですよ』 ディ(睡眠中):ナイフ投げのジャック? GM:それとは別ですね。『全然目立たないようにしてるんですけど、マジでやばい』 バロン:やばいクラウンと、ニューブラザー。 GM:『荷物からも、なんかイヤーな感じがするー。人間は気づいてないけど、どうも落ち着かなくってさー』あと、ゾウが、『すごい火薬の匂いがします』(笑) ソウジ:しかも、ただの火薬じゃなくて、「すごい火薬」。 アン:待てよ。・・・中から動物出して、襲わせた後、列車ドーン。 バロン:うん、ありげな感じですね。 GM:『団長さんのところには、お客さんが来てるみたいです』 バロン:みんな色々見てんなー。 GM:『僕たちの前で、何の警戒もしないんですあの人たち(笑)。このぐらいでいいっすか?』 バロン:『サンクス、ブラザーズ!』 ソウジ:先輩の役に立っちゃった! GM:先輩ちょっと怖いけどかっこいいッスよねー。そういう感じ。 バロン:オーケー。意外と色々聞き出せましたね。 ソウジ:人間とは別の視点でわかった感じですね。 GM:(アンに)なんか、急に動物たちがパオーン、パオーン言い出した。 アン:ああ、なるほど。多分ミスターは動物と話せるんだね。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |