Eternal Smile > Show Must Go On TORGリプレイ 『Show Must Go On』第三幕 ディ:“リーダーシップ”。「みんな聞けー!」と怒鳴る。バロンの場札に“ヒーロー”と“偉業”を出します。 バロン:もらいました! 見せ場宣言! “ドラマ”を出します。 GM:あなたの場合、〈説得〉の代わりに〈獣化〉でもいいです。まず出目を見ましょうか。 バロン:〈獣化〉で。(コロコロ)17。ポシビリティ切る。(コロコロ)20! 来た! アン:自動振り足し! バロン:(コロコロ)13。これで50。“ドラマ”。(コロコロ)60。“ヒーロー”。(コロコロ)74で、“偉業”! GM:偉業2発目!(拍手)“計画”があれば回収できます。回収しとくと3発目が狙える。 ソウジ:じゃあ、もらいまーす。「計画通り(にやり)」
バロン:団長は今どこら辺にいますか? GM:袖から今、舞台の真ん中に出てこようとしてる。 バロン:じゃあ、半獣形態(*17)になって、団長を、ヤクザキック。 GM:そしたら、彼はやっぱり、舞台人ですから、ウケ狙いというか、コミカルに倒れます。「ん・・・な・・・」なんだこの化け物って言おうとしたけど、息が詰まってる。 バロン:『ヘイ、ミスター。俺を見てやっぱり、化け物と思うかい? そうさ、人狼の正体は俺だったのさ』 GM:“モノローグ”の効果で、動物たちも聞いています。「まさかお前・・・バロン!」 バロン:『でも、見てみろよ。俺たちのことなんて、誰も見てねえぜ。みんな笑顔で、空の上を見ているんだ。Show must go onだろ、団長!』 GM:(ひゅう、と口笛を吹く) バロン:『あんたの計画で、この笑顔を消し去ってしまうのか? そんなのエンターテイナーとは言えねえな! 俺たちが本当のエンターテイメント、いや、本当のヒロイックってやつを見せてやるぜ!』 一同:おおーっ! GM:団長は周囲を見渡します。空には花火が上がり、今だに、ソウジの相方は空中ブランコを続けてるんですよ。 ソウジ:はい(笑)。そろそろ戻ってあげないと。 GM:クラウンたちも一生懸命、場を繋いでますし、動物たちも、苦しみながらも、覚えた芸をしています。みんながみんな、サーカスを頑張っています。 バロン:『カモン、ホープ!』キンちゃんを呼んで、自分も、狼に変身して、動物たちと一緒に、回ります。楽しそうに。 GM:・・・・・。
GM:「この場に集まりし紳士淑女の皆様! これが我が、ロングロングサーカスでございます!」彼の魂は、再び善へと、揺れ戻されます!
GM:忍者が、あなたを道連れに自爆しようとします。「何がサーカスだ! こんなもの、金儲けの手段じゃないか!」 ソウジ:「元々は潜入していた身だが、それだとしても、今、紛れもなく、俺もサーカス団の一員だ。団員として、この皆の熱気を、希望を、ぶち壊しにさせるわけにはいかないな」と言って、止めましょう。 GM:はい。どういうやっつけ方でも構いません。 ソウジ:(コロコロ)15。まずポシビリティを使います。(コロコロ)13、28。“奮起”を使います。 GM:“奮起”! これも1枚しかないレアカードです。全員に対して効果があります。不要な手札を捨てて、新たに手札を4枚に増やすことができます。一応、みんなにやる気を起こさせるようなことを言わなきゃいけないんだけど、さっきのセリフで、“奮起”をプレイしたと扱います。 ディ:すごくカッコよかった。 ソウジ:ありがとうございます! アン:(受け取って)あ、“ヒーロー”と“ドラマ”。 バロン:出してぇ! 全部出してぇ! うおー。 ディ:手札交換してから、見せ場宣言すれば、振り足しカードが4枚になる。 GM:うわ、すげぇな。 ソウジ:見せ場宣言! “ドラマ”を使います。(コロコロ)4。 GM:10扱い、38。 ソウジ:もう1枚。(コロコロ)2だから48。うーん、頑張れ。(コロコロ)19! GM:超えた! 67! ソウジ:最後。(コロコロ)10扱い。77ですね。+19を〈武道〉に足して、35。 GM:ふふふ、無理。 ソウジ:じゃあ、ナイフを、色々投げてきてもらっていいですか? GM:「奥義、孔雀殺し!」色とりどりの羽を飛ばすことで、光の屈折でナイフが見えなくなるという、地味かつカッコいい奥義です(笑)。 ソウジ:「ふっ、技名をつぶやかないと忍術を発動できないとは、まだまだ二流!」(笑) アン:ナイル忍法全否定! ディ:ナイルディスった! ソウジ:「レディース・アンド・ジェントルメン! 瞬きする間も惜しんで、さあ、とくとご覧あれ!」と言って、投げてくるナイフを、あるものは、追尾手裏剣で撃ち落とし、あるものは、アクロバティックな動きで、目立つように回収して、最後、敵を空に投げ飛ばして、観客の方に一礼して、希望を届けた、ということで、“偉業”をプレイ。 GM:おおー! では忍者は、空で花火になります。「ば、バカなぁー!」 アン:あれ? あの花火、あたしじゃないな(笑)。ま、いっか。 GM:そしてこちら。魔剣に操られたクラウンは、二の太刀を放とうと身構えています。 ディ:シールドと、片手剣を捨てて、両手剣を抜いて、特攻・急所攻撃。魔剣を叩き折るつもりです。(コロコロ)11。ポシビリティを使います。 GM:はい、どうぞ。 ディ:(コロコロ)10扱いで21。見せ場宣言! “ドラマ”を使います。(コロコロ)38。“ヒーロー”を使います。(コロコロ)51。+14。 バロン:“援助”。ハトを呼んで、クラウンの目くらまし。 GM:あ、いいですねー。 ディ:〈白兵戦〉27。ダメージは、特攻・急所攻撃で+5、“アドレナリン”を乗せて、40です。 GM:無理! そしたら、魔剣がバキン! って折れて、同時にクラウンが倒れるわけですが、頭に乗せたハットが落ちて、中からハトが、ブワーッ! と出てきます。無数の白いハトが、美しい花火の舞い散る中、青空へ。 ディ:倒れる前に、クラウンの身体を受け止めて、活力(*18)。 GM:受け止められました。クラウンは、女の人でした。全世界に中継されます(笑)。 バロン:やばい。 ソウジ:カッコいい。 GM:「・・・ありがとう。笑えない舞台に、なるところだった」 ディ:「礼は、カガワとバロンに」 GM:「すごいねあんた。お話で見た、騎士みたいだ!」 ディ:「オレは、アイルから来た、ストームナイトだ」 GM:彼女は、安心したように、スッと眠りにつきます。同時に、大きな拍手が鳴り響き、この状況ですから、総帥たちも一斉に拍手を送ります。 アン:せざるを得ない。 GM:ニヤニヤしてるのもいるし、興味なさそうにしてるのもいるし、人それぞれなんですけど、端っこで、ウー・ハンだけが、飛び上がって、「うわー、すごいアル、スゴイアル!」(笑) ディ:あいつストームナイト大好きだろ? GM:そんなことないアルよ!「す、すごいトリック、いや、トリックとか言うのは無粋アルね。さすがに、褒めてやるアルよ」 ソウジ:なんでツンデレなんですか(笑)。
GM:「何も要りません。これから先も、サーカスを続けさせてくだされば結構です。我が自慢の団員に、ファラオの祝福がありますように(注:ここで起きたことは、ただのサーカスです。何があっても責任は問わないということで!)」 ソウジ:ああ、それはいいですね。 GM:要するに、「難癖をつけたりしないですよね?」と。同時に、ヒーローに対しても、「すいません、ここはサーカスなので、善悪の戦いとかは持ち込まないでいただけませんか?」っていうのが、団長の頭の下げ方です。 バロン:勿論! ソウジ:今は一団員ですから、団長であるあなたの意思に従いましょう。 GM:「・・・いいだろう。この素晴らしきサーカスに、そういったものを持ち込むのは無粋である。もしそのような者がいたら、ファラオの名において裁くことを約束しよう」 バロン:おおー。 GM:「ファラオの寛大なる処置に拍手!」わーっと、万雷の拍手に包まれて、世界中でも拍手が鳴り響く中、ロングロングサーカスは終幕となりました。戦闘終了です! (→NEXT) "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |