Eternal Smile > Samurai Showdown 『Samurai Showdown!!』 第三幕
闇影:まずは、敵を知ることから始めねばなるまい。 リリアン:銀行の設計図? 闇影:設計図と、周辺のライフライン図。 GM:うん、いいですね、いいですね。 闇影:あとは、騒ぎを起こす方法ですかね。スラッチェンがピンで来てるんだったら、スラッチェンに対して、私をわざわざ追いかけてくれる、とっても楽しい忍者連中をぶつけるとか。 リリアン:スラッチェンって、普通の忍者とかとやり合ったら、どんな感じ? GM:えーとね、鬼強い。 闇影:基本戦闘能力は、下手なハイロード以上です。 ディアン:スラッチェンは、プレイヤー4人が、たった2ラウンドで、見せ場宣言をほぼ使い切って、何とか無傷で凌いだくらい。 リリアン:わお。 闇影:ただし、奴は、大騒ぎになると困るんで、力をセーブせざるを得ない。 GM:少なくとも、7月1日、その時まで、彼は、潜伏を選びます。 ディアン:オレは、金輪龍一を狙った、暗殺者のことも気になる。多分芭蕉だと思うんだけど、だから、芭蕉の【秘密】を開けたい気持ちもある。 ユウイチ:芭蕉はおれが開けよう。 ディアン:お願いしていいですか? そうしたらオレは、マキシミリアンの【秘密】を調べます。 GM:ういうい。 闇影:当然、技能はアレでしょ、〈格闘〉。 マキシム:やめてくれ(笑)。普通に話し掛けてくれりゃ、喋るだろ。 GM:拳で語るんだったらねー、ちょっと付き合ってほしい場所があるんだよねー。アベニュー・オブ・スターズ(星光大道)に、ブルースリーの像があるんですよ。そこでちょっと、やりたいイベントがあって。 ディアン:場所はそこでいいですけど。 リリアン:殴り合い宇宙(そら)。 マキシム:どうしても殴りたいの? お前の方がよっぽどバーバリアンだな。 GM:何その、バカって言った方がバカなんですー、みたいな(笑)。バーバリアンって言った人がバーバリアンなんですー、みたいな。 ディアン:〈説得〉するよ。「マキシミリアン。よかったな。オレたちがうまく動けば、金輪龍一に、打撃を与えられる」(コロコロ)低いなー。ポシビリティ使う。(コロコロ)+7なので、16を超えました。 マキシム:「お前が、俺のことを信じてくれて、金輪龍一を倒す手助けをしてくれるなら、俺の知っていることを話そう(*23)」 ディアン:(【秘密】を読んで)・・・!
ディアン:これ、【本当の使命】、ひとりしか達成できないじゃん! リリアン:でも、絶対に達成しなきゃいけないものじゃないわけでしょ。 GM:結果として、【使命】達成に失敗しました、はあります。ただ、本当に決着がつくまでは、そのために努力してください。 マキシム:ま、この方向性で動いてる。俺はね。 GM:ここでひとつ解ることは、第二幕での、あの約束は、嘘です。 ディアン:・・・・・。 GM:そういうことですよ? 彼はあなたに対して、嘘をついていました。 マキシム:俺的には、多分これは一時保留って形になると思うんですけど。敢えて言うなら、自分の家族が無事ではあるから、とりあえず優先順位を下げる。 GM:いいえ。無事であるように見せているだけです。 マキシム:! GM:何かあれば、(指を鳴らす)終了ー、です。 闇影:人質を取る側がよく使う手ですね。無事であるということ自体が、最大のカードなんです。 リリアン:ついでに言うと、人質をどれだけ見殺しにできるかが、武士です。 マキシム:武士じゃない、武士じゃない。バーバリアン。 GM:幸い、人数が5人もいるので、誰からやっていいですか? って訊いてくれます。向こうは優しいから。 ディアン:・・・・・。 マキシム:「だから俺は、芭蕉の言う通りにするしかないんだ」 GM:マキシムは、家族を助けるためには、金輪を倒さなければいけません。このシナリオでは、それ以外に解決手段はないものとします。 ディアン:すみません、どう動けば、一番ハッピーになるのかが、オレには思いつかないので、皆さん、お知恵を貸してください。オレの【本当の使命】は、金輪龍一を暗殺者から守ることです。 一同:・・・・・。 ユウイチ:ふーむ。 リリアン:闇で殺さなきゃ暗殺じゃないじゃん(笑)。 ディアン:え、いいのか、それで? リリアン:こんな派手な暗殺があるか! っていう例は世の中に沢山ある。 ユウイチ:あとはもう、芭蕉の正体というか、【秘密】を調べて、その上で考えるしかないね。 ディアン:あ、ちょっと待って。・・・ごめん、マキシミリアン。一発殴る! GM:お! これを避けるか止めるか受けるかは、自由です。 マキシム:じゃあ俺は、受ける。 GM:思いっきり、いいのが入りましたよ。 ディアン:「お前は・・・! オレと芭蕉、どっちを信じる?!」 マキシム:・・・! ディアン:「芭蕉は、お前の嫌う、ニッポンの人間だ。芭蕉が約束を守ると思うか?!」 闇影:すいません、横から口出していい? ディアン:許さない! 闇影:あうー(笑)。 ディアン:返事を待ちます。 マキシム:(溜息)しょうがない。「お前に俺の気持ちが解るのか(*24)」 ディアン:・・・っ! マキシム:「俺は、仲間を信用している。だけどな、仲間の力だけじゃどうしようもないことだってある。家族を助けるためだったら、芭蕉という奴の、力も使う。俺にはそれしかないんだ」 ディアン:・・・・・。 GM:そうですね。誠意ある回答だと思いますよ。 ディアン:「お前は、何故そんなに、金輪龍一を、倒したい? 金輪龍一が、お前の大切なものを、奪ったからか?」 マキシム:「俺の家族を助けるためだ」 ディアン:「お前が、手を汚して、お前の家族が喜ぶと思うか?」 マキシム:「俺は、家族を助けるためだったら、何でもする」 一同:・・・・・。 GM:因みにその頃、ニッポンでは、国際結婚の準備をしています。 マキシム:ふざけんな!(笑)そこもムカつくけどね。能天気だな、何にも知らないから。 ディアン:「どうする? 会いに行っちゃう?」 GM:「やっぱり、英語とかできないと、ダメかしら」 ユウイチ:「わ、わしゃ無理だぞ? どうするんじゃ!」 GM:「みんな、私が学校で使ってる教科書あるから、読みなよー」「そうじゃのうー」って言って読み始めたり、結婚の手続を調べ始めたり。「お父さん、新しい家、建てちゃおっかなー!」みたいな。 リリアン:親父がー。 闇影:はっちゃけ! マキシム:そういう感じなんだ。 GM:さて、ディとマキシム。結論が出ないのであれば、シーンを切ります。こんなこともあろうかと、ブルースリーの像の横で、ポーズを決めていた、メルキエラさんが(笑)、乱入してきて、物別れになります。 ディアン:了解です。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |