Eternal Smile > Samurai Showdown 『Samurai Showdown!!』 Epilogue
マキシム:大丈夫なの、彼女? 超能力はバックファイアが怖いんだよね。 闇影:ある程度高い達成値が出せれば、バックファイアは無効化できる。 GM:出せればね。(コロコロ)あーよかった、ダブル。(コロコロ)「これで、みんなに物語が伝わりました。一瞬スティリーが起動してしまったので、希望を奪われた人は、いたかもしれませんが、その人たちにも、希望が戻ったはずです。これで多分、耐えられるはず。よかった・・・。未来が変わった・・・!」と言って彼女は倒れます。 ディアン:支えてあげてください。 ユウイチ:え、おれ? ディアン:だって、ギルドの関係者は、ユウイチだけ。 ユウイチ:しょうがないなー。じゃあ、ギルド本部に電話。 GM:そうすると、ジェシカが出ます。 ユウイチ:旦那の方は、何とかなったみたい。 GM:きついこと言われた。私、振られたのに(笑)。 ユウイチ:ああ、ごめんごめん。それは冗談だから。言い間違えただけだから。「ディアンの方は、何とかなったみたいだよ」 GM/ジェシカ:『うまくいってよかったです』 ユウイチ:「心臓に悪くてごめんね?」 GM/ジェシカ:『勿論、心配はしてましたけど、信じてましたから』 ユウイチ:「とりあえず、後で、報告書をそっちにお渡しするようにしますんで。これからも、良いお取引を」 GM/ジェシカ:『はい。よろしくお願いします』 ユウイチ:やっぱおれ、ニッポンテックに毒されてるのかな。 リリアン:毒されてる。 闇影:もうそろそろ、リアリティが変わってもおかしくない。 GM/ジェシカ:『ディアンさんたちに、よろしく伝えてください。私は頑張っています』 ユウイチ:「あなたがギルドマスターだって、言っちゃっていいの?」 GM/ジェシカ:『! えーと、ギルドマスターって人が頑張ったらしいです、って』 ユウイチ:「おれは、言わないけど、他が喋りそうなんで、気をつけるように。じゃ!」ピッ。やれやれだぜ。 GM:ふとあなたは、カトリーナが、全部終わったら海へ連れて行ってくださいね、と言っていたことを思い出します。 ユウイチ:海かー。そういえば、あの嵐で、おれの飛行機どうなったんだろうか。 リリアン:ビルの隅に引っ掛かって止まってんじゃないの? ユウイチ:NOーーーーっ!(笑)やっと整備したのに! 【CAST】ユウイチ・カゲヤマ リリアン:私、忍者と一緒に出掛けたいんだけど。 GM:では、芭蕉が現れます。「場所は突き止めてある」 闇影:「承知。では、行こう。なーに、この後の約束もあることでな。急いで済ませてしまわねば」 リリアン:「そうね。仕事はさっさと終わらせた方がいいわ」 GM/芭蕉:「ニッポンでは、私の仲間が、手引きをしてくれる筈だ。名を芹奈という」 マキシム:あっ。 GM:「まあ、彼女にとっては、その後の方が大変だろうが」と言って、「ありがとう。私を、倒してくれて」 闇影:「これもまた、正義のため。正義を貫くが、我が使命。そう。正義のために生き、正義のために死ぬ。そのために、俺はここにいる」 リリアン:「はいはい、正義正義(笑)。さ、行くわよ」 ディアン:そうすると、ニッポンで出迎えた人が、「夫がお世話になりました」 GM:ドライだ。 ディアン→芹奈 :「私は荒事が苦手ですので、作戦指示を担当いたします。早速ですが、マンションの場所は・・・」 GM:多分彼女の頭の中は、「これから挨拶かー」(笑) リリアン:ぐるぐる渦巻いてる。 ユウイチ:「わしゃあ、フランス料理とか食ったことがないんじゃが」 GM:「楽しみだなー。綺麗なガイジンのお姉さんができるなんてー」 ユウイチ:ガイジンのお姉さん?(リリアンを指差す) GM:「あっ! セリーナさんですか! 思ってたより、背、小ちゃいですね。あっ、可愛くていいと思いますよ!」 リリアン:「えーっとぉー・・・」(笑) GM:そんな未来絵図。というわけで、マキシムの家族は無事、助け出されることになると思われます。 リリアン:お約束の、入口のドアを蹴破ったところで、終わるんだよね。 マキシム:ありがとう。 【CAST】リリアン・シュール 闇影 ディアン:オレのやることはひとつ。女王陛下に詫びを入れる! GM:では、アイルの王宮です。アーディネイ女王は、いつも通り、微笑んでます。 ユウイチ:青筋は? GM:立ってませんよ。大丈夫大丈夫。 ディアン:「女王陛下。オレは、オレの心に従った結果、陛下の顔に、泥を塗った。オレは、ニッポンの、力ある、びじねすまんの、命を奪った」 リリアン:平仮名なんだよね、ビジネスマン。 ディアン:うん。「話をまとめるように、言われていたのに、オレは、こんな不始末をした。陛下。オレは、騎士叙任の話を、断りに来ました」 GM:そうすると、アーディネイ女王は、困ったような表情を浮かべた後に、「その件ですが」
ディアン:! GM/アーディネイ:「皆さんが罪に問われることは、ないようです」 リリアン、ユウイチ:ああー。 マキシム:なるほどね。 GM/アーディネイ:「むしろ彼の側から、助けてもらったお礼に、是非、あなたを聖騎士に、と」 ディアン:へ?! ユウイチ:要は、下手に動かれないように、この場で釘付けにしたい、って思ってるんじゃないかな。 GM:首には鎖を繋いでおきたいですね。「勿論、今すぐに、とは申しません。私たちとしても、真実を明らかにするつもりではありますが、やはり、力と知恵と、他にも何か、足りないものがあるのでしょう」 ディアン:・・・・・。 GM:トルウィンが言います。「聖騎士には、そうそうなれるものではないし、かと言って、なれと強制するものでもない。自らの意思と、神に選ばれた者。そして、名誉に恥じぬ者だけがなれるのだ。負う義務は多いが、できることも多くなる。きみの心の望むことを、言えばいい。我々はそれを尊重し、応援しよう。共に轡を並べて戦える者が、増えてくれると嬉しいがな」 ディアン:「明日、答えを出します」と言って、一礼して部屋を出ます。ホントに、今日は考えさせてください。 GM:いいですよ。ではディが去った後で、アーディネイ女王とトルウィンが話をします。「ディアンは、何と答えるでしょうね」「さあ。私には判りません。ですが、何と答えたとしても、ずっと彼は、ストームナイトです」 【CAST】ディアン・オブロー
マキシム:深々と頭を下げて、「みんな、ありがとう。みんなのおかげで、この香港は守られた。俺は、本当に素晴らしい仲間を持ったと思う。今回のことがあって、俺は、みんなの力があれば、金輪龍一から故郷を取り返すことができるって、改めて確信できた。どうか、これからも、俺に力を貸してほしい」と言って、涙を流して、ひとりひとりの手を取って、礼を言っていきます。 闇影:「まだ終わっておらん。貴公が家族と再会を果たすまでは、な」 リリアン:「そうそう。これだから熱血バカは」って言いながら、忍者連れてくから。 ユウイチ:ってことは、お迎えはやっぱおれなんだろうねー。 リリアン:壊れてるでしょ、飛行機。 ユウイチ:ん? 大丈夫、飛ぶ飛ぶ。うちのケティちゃんは強いから大丈夫! GM:強い子、泣かない子。 ユウイチ:泣いてるのはこっちの心。ああー、直したばかりなのにー。 ディアン:「闇影の言う通りだ。涙は、家族と会う時まで取っておけ」 マキシム:「・・・わかった」 ディアン:「マキシミリアン! お前は、英雄だ(*35)。胸を張っていけ」 マキシム:こいつ、照れくさいこと言うなー。
マキシム:開いてみよう。 GM:婚姻届が入っています。 リリアン:え? マキシム:誰が送った? ディアン:芹奈に決まってんだろ!(笑) GM:芹奈さんが、自分の名前を書いて、印鑑押して、法的に処理したければどうぞ! って。 マキシム:そういうことか。いい加減にしろと。 リリアン:すげーよ、カミさん。 ユウイチ:怒ってます、怒ってます。 GM:これから、お父様お母様おじいさまおばあさま、あと妹さん、に挨拶しなきゃいけないんですけど。因みに私、ニッポンでは死んだことにされてるんですけど(*36)。 マキシム:バーバリアンに、戸籍の概念ないからね。忘れてた。 闇影:きっと、飛行機の中で、「息子の嫁さんって、どんな人かなー」わくわく。「この人(リリアン)じゃなかったんだってー。じゃあどんな人なのかなー」わくわくわくわく。 ユウイチ:「あれ、ガイジンじゃなかったの?!」 ディアン:芹奈は既に、イギリス国籍取ってると思う。そういう意味では外国人だよ。 GM:このまま一家揃ってアイルに亡命か、ラウル・ブロックに保護してもらって、ニッポンで暮らし続けるか。どちらにしても、あなたたちはこれから、剣では解決できない戦いに(笑)、赴くことになります。
マキシム:・・・・・。 【CAST】マキシミリアン
GM:(指を鳴らす)はい! 決着がつきました! サムライ・ショウダウン! お疲れさまでした! 一同:ありがとうございましたー!(拍手) 限りなく今に近い未来……… TORG Replay『Samurai Showdown!!』Fin. ---Thanx a lot for your reading! You are witnesses to the new legend! (→postscript) "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |