Eternal Smile > The Sword Brings War 『剣は誘う』 第二幕
マキシム:あぁ、くそー、あの馬鹿は。 ユウイチ:とりあえず、女王に謁見して、事の次第を説明した方がよくないかい? マキシム:そうだな。魔剣のことは訊いておきたい。謁見を求めましょう。 GM:では、聖騎士のトルウィン・タンクレッドが応対します。「一体どうしたというのだ? それに・・・ひとり、足りないようだが?」 ユウイチ:「いやー実は、かくかくしかじか」 GM/トルウィン:「なっ・・・」 ユウイチ:「とりあえず、魔剣だよ魔剣。何か知らない?」 マキシム:「全体が黒くて、勝手に鞘に戻る剣なんだ」 ユウイチ:ついでに、さっき剣が喋ってた内容を言う。我はどうのこうのってほざいてたって。「多分こいつが、今回の事件の本当の主犯格だと思うんだけども」 GM/トルウィン:「ディアンは、剣に魅入られた、というわけか」 ユウイチ:「うん。一番厄介な人が、一番厄介な風に魅入られちゃったからねー。っていうか、その剣を何とか始末しないと、同じことの繰り返しが延々と続きそうな気がするんだよねー」ちゃらーん♪ ってギター弾きながら、「もう疲れたよ、頭が。♪あーーーーあーあ、嫌んなっちゃった」(笑) GM:なんか、ウクレレ漫談になってきたぞ。 マキシム:こ、こいつは・・・。呆気に取られてる。 ユウイチ:じゃあ、「違ーう!」ってひとりツッコミやって、「というわけで、何とかしたいと思うんですよ。まあ、私は今回初めて一緒に仕事をしたわけですけど、やっぱり、身内を始末するような真似は、したくありませんからね」 GM/トルウィン:「了解した。今の話、女王陛下の耳にもすぐに入れよう。少し休むがいい。その格好を見る限り、相当な激戦を戦い抜いたのだろう」 ユウイチ:「ええ、そうさせてもらいます。ついでに、外にある、私のケティちゃんの修復もしたいんですがね。ちょっとあれもボロボロになっちゃってるもんですから」 GM/トルウィン:「ケティちゃん?」 ユウイチ:「ああ、私の飛行機です」 GM/トルウィン:「ヒコウキ、というのは、確か・・・」 ユウイチ:「空を飛ぶ、鉄のドラゴンです」 GM:「では、ドワーフのエンジニアをそちらに行かせよう」多分ね、ドワーフのエンジニア、喜んで「こりゃぁ何だ?」って、必要ないトコまでいじるよ。 ユウイチ:大丈夫、メガホン持って言うから。「おら、そこ、手を出すんじゃねえーっ!(笑)左翼はもう少し、角度、こうだ、こう!」 GM/ドワーフ:「(タバコを吹かしながら)ふむ、今度乗せてくれんかのぅ」 ユウイチ:「駄目だよ、おやっさん、ここはもう少しね、丁寧に仕上げなきゃ」そんなんやってるんで、女王との話は任せた。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |