Eternal Smile > The Sword Brings War 『剣は誘う』 第二幕
GM:女王は沈痛な面持ちで報告を聞きます。「そうですか・・・」 マキシム:「まぁ、あいつらしいと言えば、あいつらしい理由で、馬鹿な気起こして。あの魔剣ってヤツは、どういう物なのか、判ります?」 GM/アーディネイ:「剣に何か、紋様などは、刻まれていませんでしたか?」 マキシム:俺、覚えてるかな? GM:判定どうぞ。《知覚》で難易度は13です。 マキシム:(コロコロ)ポシ使うか。こんなところで詰まってもしょうがないから。11足す、(コロコロ)おっ! 31。 GM:20出たの? 振り足せるよ。 マキシム:(コロコロ)えぇーっ? 51。51足す(コロコロ)8、59。 GM:えぇーっ? こんなところで、すごい出目が。 マキシム:しょうもねぇところで! カードとか使えばもう、偉業じゃん! GM:いや、偉業を達成するには、ドラマチックシーンっていう、クライマックスで、このダイス目を出さなきゃ駄目なんですよ。 マキシム:勿体ねぇ!(笑)《知覚》達成値24! バーバリアンなのに。 GM:すごいな、《知覚》で24か。ではあなたは思い出します。握りのところに、交差した、骨の紋様が刻まれていました。 マキシム:「そういえば、骨のクロスした、まるで海賊みたいな紋様が」 GM/アーディネイ:「骨、ですか。それは、不正の神コルバアル(*8)のシンボルです」 マキシム:コルバアル・・・。 GM/アーディネイ:「コルバアルの信者が関係しているとなると・・・厄介ですね」 マキシム:「女王。あの剣の呪いを解くとしたら、どんな方法が?」 GM/アーディネイ:「あなたの話を聞く限り、剣はどうやら、使い手を選んでいるようですね。以前の持ち主であった半人は、その剣に見限られ、生命を落とした、ということなのでしょう」 マキシム:「・・・つまり、生命を無くすまでは、手放せない、ってヤツか」 GM/アーディネイ:「その可能性は否定できません」 マキシム:「・・・・・」 GM/アーディネイ:「そして、ディアンが反乱軍の新たなリーダーとなった以上、私は、彼を討伐する命を、マキシミリアン、あなたに下さなければなりません」 マキシム:「・・・悪いがそれは請けられないな。あんたの命令でも」 GM/アーディネイ:「何故です?」 マキシム:「あの馬鹿は、まだ剣に魅入られたとは、判らないだろ。ただ単に人が良すぎて、ちょっと剣に流されちまっただけだ。あの馬鹿が剣に負けるとは思えない。ここは俺に任せてくれないか。討伐の命を出すのはちょっと待ってもらいたい」 GM/アーディネイ:「では、あなたがもう一度、城へ出向くということですね」 マキシム:「それは勿論」 ユウイチ:「勿論、独りじゃ行かせないけどねー」 GM:あっ、登場した! すげぇオイシい! マキシム:偉い、偉いぞ! ユウイチ:ちゃらーん♪ ってギター弾きながら、柱の陰から白い帽子かぶって現れるよ。 GM:カッコいい! すげぇカッコいい!(バカウケ) マキシム:ナイスだっ! ユウイチ:「ま、せっかく知り合ったんだしな。このまま死なすワケにはいくまい」って言って、「ケティちゃんの修理も終わった。いつでも行けるぞ!」 マキシム:「そんなワケだ。こいつともう一回行ってくる。後のことは任せてくれ」 GM:「・・・ありがとうございます。最善を、尽くしてください」と言って、アーディネイ女王は、2人に深々と頭を下げます。 マキシム:(ユウイチにサムズアップ) GM:「ところで、もしご存知でしたら教えていただきたいのですが」と言って、女王は少し躊躇ってから、「ディアン・オブローの、縁の者は、どこに住んでいますか?」 マキシム:俺は多分聞いてる筈だな。 GM:そうですね。孤児院育ちで、アイルランド出身、っていうのは知ってます。 マキシム:そんな話を、ぽつりとはするけど。「何かあるのかい?」 GM/アーディネイ:「あなた方のお手は煩わせません。ありがとうございます」 ユウイチ:「?」と思うけども、まあ、流しといた方が綺麗だろうな。「じゃ、行きましょうか」そう言って、大きなドアをパーンと開いて、ギター背負ったまま、カツカツカツと、光の中に消えていきます。 GM:カッコいいー。 ユウイチ:さあ、一人残された女王は、何をつぶやくか。 GM:「・・・トルウィン」と傍らの聖騎士を呼んで、「アイルランドへ遣いをやって、彼を説得できそうな人物を連れて来てください」 マキシム:なるほどね。 ユウイチ:ちゃんと動いてくれるんだね。 "Eternal Smile" Since 2002.02.02 E-mail:charmy_s@mac.com |