TORG三題噺シナリオ・おまけレポート
Last Updated:2003.01.27
→シナリオ『トリニティ・ドール』
目を覚ますと、そこはドーバートンネルのほぼ中央。
第二幕 上陸早々、ライアンが“知人”カードを使い、以前別のシナリオでも登場した科学者仲間、マドモワゼル・ミュウ=ミュウと連絡を取る。
彼女のラボにてチップを分析したところ、そのうち1つが位置探知機能を備えた信仰チップ(サイバー教会の教義を強要するため使われるチップ)だと判明。思わずそれを破壊しそうになるが、辛うじて踏み留まる。そして、ネズミの背に括り付けて下水へ放し、時間稼ぎをすることを思いつく。 残り2つのうち、どちらかがリンフィールを蛙に変えた魔法使いの精神チップだ。ミュウ=ミュウにリスクを背負わせるわけにはいかないからと、ライアンが意を決して自分のチップホルダーへチップを挿し込む。すると・・・。
海津に向けてニヤリと笑うライアン。なんと、そのチップには海津がかつて完敗を喫した相手の精神が入っていたのである(サイドストーリー“仇敵”の効果)。
熱いシチュエーションへ持っていくことができ、上機嫌のGM。海津もやる気充分。しかし我々は、大切なことを失念していた。
そう、海津の選んでいた武道の流派は角力(すもう)だったのだ。すっかりそのことを忘れていたGMは、ロキの言葉に笑いのツボを突かれて撃沈。対照的に悪ノリし始めるプレイヤー諸氏。
絶叫するライアン。彼は死に物狂いで身体の支配権を取り戻し、決闘は幻と化した。・・・ちょっと残念。 (→Scene2) 因みに、「すもう」の漢字表記は「相撲」の方が一般的だと思うが、TORGルールブックでは「角力」となっているため、そちらで統一している。 |
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